コロナ騒動で飛行機が欠航❘到着空港が変更になった場合の対処法
飛行機に乗る３日前に航空会社からメールが来て、お客様のチケットを「フライトチェンジ」したとのこと。
しかも同じチケットでの変更が二回目で、前回は日付の変更で、今回は到着空港の変更でした。
すでに日本に帰国した後の予定を組んでいたので、日時もそうですが到着空港の変更は特に痛いです。
そんな時、どうしますか？？
特に今はコロナウイルスに関連した問題で、中国便や韓国便をはじめフライトスケジュールがあちこちで大幅に変更になっています。
時間がない方は、目次から最後の「まとめ」に飛んでください。
絶対に役に立つはずです。
2020年3月上旬の実体験からご説明します。
飛行機のチケットの日付や、到着する空港が突然変更になった場合は…
突然の欠航
■ もくじ ■
まずは、事実確認です。
・本当にチケットが変更になったのか
・どこが変更になったのか
をよく確かめます。
海外の航空会社やチケット販売サイトでチケットを買うと英文でメールが来ることも多いですが、
はじめに購入した時のEチケットと、フライト変更のメールをよ～く見比べてください。
さらに、できれば航空会社のアプリかサイトに行って自分の予約番号を入力し、最新の情報も確認します。
(ただし、アプリは最新情報に更新するのが遅い場合もあります)
空港名は空港コードで短縮して表示してあることもあるので、
変更のメールの内容をノートか何かに書き出すといいでしょう。
時には心配いらないことも
何度もフライトチェンジを経験していますが、よくあるのが出発時間の30分くらいの変更などの、簡単な内容のものです。
「ほんの30分くらい、いいじゃん」と思いがちですが、
空港には手荷物検査や出入国管理のための時間が余分にかかりますから、30分でも変更は変更、ちゃんとしたとこは必ず連絡を出すんです。
わずかな時間の変更の場合は、その分だけ早めに空港に行くなどの調整で十分でしょう。
日付の変更は要注意
むしろ恐怖なのが、飛行機に乗る日付が変更になる場合です。
たいてい飛行機のチケットに合わせてホテルの予約などをしていますから、一日ズレるというのは大問題です。
また、変更のメールの確認不足で日付の変更を把握していなかった場合は、飛行機そのものに乗れなくなるかもしれません。
『そんなの、航空会社の責任じゃないか』
と思うものですが、JALやANAと違って海外の航空会社はそんなに優しくはありません。
「ご案内を送りしました」で終わってしまいます。
しかもこの日付変更、けっこうあるんです。
僕の場合はこの日付の変更をこれまで少なくとも３度は経験しています。
しかも今回は日付と場所のダブル変更でした。
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まずすべきこと
どこが変更になったのかを確認したら、次に目的地だった空港の発着陸情報やスカイスキャナーなどで検索して、本当に自分の乗るはずだった便が欠航になったのかを確認しました。
ズバリ、欠航扱いになってました。
今のコロナ騒ぎの時期だと、再開の目途もたっていない航路もありますが、
自分のチケットの便そのものが欠航で飛ばないのであれば、いくら頑張って交渉しても飛びません。
次の作戦に
変更は仕方ないとしても、全部を航空会社の言いなりになることはありません。
自分にとっての理想的なフライトを探します。
その際注意するのは、自分の持ってる航空会社の航路の中で探す。
という事です。
他の航空会社のフライトを探しても、他社に変更はしてもらえないからです。(特例は除きますが)
※一部のフラッグシップキャリアなどは他社への振り替え便を手配してくれる場合もあります。詳しくは対応をまとめている下の記事をご覧ください。
飛行機の欠航｜遅延の航空会社の対応のまとめ【海外旅行・国内旅行】
変更の案内が来ていて、妥協したとしてもその変更後のフライトが最も理想に近いならば、その便に乗るしか手はありません。
（もしくはキャンセルして他社のチケットを買いなおすという方法もありますが、直前だとかなり割高になると思います）
到着空港が変更になっていて、あまりにも遠い場合などは、せめて近い空港にしてもらうなどの再変更をしてもらうといいです。
例えば、「成田空港に着くチケットが変更になって△△空港行きになっていたが、どうせなら○○空港の方が帰るのにまだ都合がいい」
という場合もあると思います。
そういう場合はスカイスキャナーなどの検索サイトで行きたい〇〇空港の便を検索して、日時と便名をメモしてチェックインカウンターのスタッフに見せながら交渉すると話が通りやすいです。
まとめー航空会社から聞かれる点をあらかじめメモしておく
向こうもコロナの影響であちこち欠航になって混乱しています。
僕の場合は、
１、なぜ△△空港ではだめなのか
２、どの空港なら良いのか
３、どの便がいいか(出発時間)
を聞かれました。
ですから、上の３点をあらかじめ調べて明確にノートに書いておくと、とても有利に交渉できます。
例えば、「△△空港は地方行きの長距離バスが少ないThis airport has few buses so I can’t return」とか、「目的地から遠い。This airport is very far from my destination」とか書けば伝わります。
そして、この空港行きのこの便なら帰りやすい。というプランを書いおいて見せると窓口のスタッフも調整しやすいようでした。
あきらめないこと
日本の航空会社のチケットなら、サービスがいいので苦労はしないはずですが、海外の航空会社でもこうやって交渉するとなんとかなりました。
今までもそうでしたし、今回もそうでした。
あとはあきらめないことです。
外国人との交渉では、あきらめた時点で終わります。
空港のカウンターでは制服を着たスタッフに圧倒されがちですが、納得していないのに「OK」と言わないことです。
『NO』と言えない日本人になってはいけません。
最後まであきらめずに、カウンターにかじりついてでも交渉すれば、何とかなるかもしれません。
実際、今回の件では僕が提示した便に空席がなかったのか、初めは再変更はできないと言われました。
でも、あきらめずに頼み込んだら最後は変更できました。
(もともと航空会社の都合の変更なので、非のないこちらが頼み込むというのも変な言い方ですが)
頑張って！
この記事を読んでくださっているということは、もしかするとあなたはチケットの変更で困っている方でしょうか。
チケットの変更を
①よく確認し
②下調べして
③あきらめないで交渉する！
これがコツです。
うまくいくといいですね！！
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
あなたのご旅行が楽しいものになりますように。
ポリフェノール
※航空会社によって対応が異なります。それでこの記事の情報はすべての航空会社に一律に当てはまるものではありません。最終的にはご自分の持っているチケットの航空会社との直接の交渉になるので予めご了承ください。また、交渉は自己責任でお願い致します。最後まであきらめないで、有利に飛びましょう！
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台湾に分かりやすい日本語訳があったので参考になるかと思い記事を書きましたのでぜひご覧ください⇩
コロナ対策の入国健康申告カードの書き方｜台湾の例【海外旅行】
