スワンナプームは世界中の乗客が集う巨大な国際空港!長時間の乗り継ぎ待ちはカゼに注意しよう|市内への交通は電車がお得【タイ旅行】
東南アジア全域への快適な空の旅を可能にする巨大な空港、それがスワンナプーム国際空港です。
ヨーロッパやアフリカ、オーストラリアにも路線があるので世界中から乗り継ぎの乗務員や乗客が集まります。
僕もよく利用しますが、トランジット(乗り継ぎ)のために、長時間待機になることも。
レストランや売店もあるので時間つぶしには困らないんですが、夏でも夜間は冷え込むので、ベンチで夜を過ごす際には風邪をひかないように注意しましょう。
今回は、タイ旅行だけでなく空の旅のつなぎ目の役割も持つ、スワンナプーム国際空港のお話です!
※この記事の写真は承諾をいただいています。それ以外の場合は肖像権を考え、個人が特定できないように加工してあります。
スワンナプーム国際空港を紹介するよ!!
敷地面積は、なんと成田空港の3倍もあるんだ!
そ、そんなに大きな空港なんだ!
バンコクの大空港、スワンナプーム
■ もくじ ■
日本からタイに行く場合も、また乗り継いで別の国に行くときも利用する、とっても大きな空港です。
1年間で4500万人の輸送が可能な巨大空港…。
このクラスの空港だと、中国の上海浦東空港とかマレーシアのクアラルンプール空港と同レベルかそれ以上かもしれません。
敷地面積は、成田空港の約3倍もあります。
この空港はタイ人も頻繁に利用します。
24時間、常に到着しては飛行機に乗っていろんな国へ(ときにはタイ国内へ)出かけていきます。
ここは、正面玄関です。
ということは、地下で繋がっている電車(エアポートリンク)ではなく、バスや知り合いの車で到着した利用者ということになりますね。
タイ人も旅行が大好き。
空港の中ではいつも子供のように、はしゃいでいます。
タイの空港に行くときの服装と鞄は?
一年中暑い国なので、現地の人たちは半そでに半ズボンという姿で来てますが、私たち日本人には空港や飛行機内のエアコンがきつすぎたりすることもあるので、薄めの長袖も持参しましょう。
カバンは、空港に着いてさえしまえば、通路が滑らかなのでキャスター付きのスーツケースなどでも構いません。
ただ、バンコクの市内は歩道がガタガタしてるところも多いので、担げるタイプの鞄にする人もいます。
正面玄関から中に入ると、かなり広いです。
歩くだけでもかなり距離があります。
お世話になった乗務員さんたち。
次の予定があるらしく、足早に行ってしまいましたw
24時間絶えず離着陸している大空港
大きな国際空港はどこもそうですが、ひっきりなしに飛行機が飛んでは降りています。
電光掲示板を見ると、分刻みで昼夜問わずチェックインカウンター業務が行なわれていることが分かります。
空港に到着したら、まずは自分の乗る飛行機のチェックイン開始時間を確認しましょう。
空港内の移動はエスカレーターかエレベーターで
エスカレーターは待ち時間無しでスイスイと乗れますが、エレベーターはちょっと待たなければなりません。その代わり、大きな荷物も持ってフロア間を移動できます。
スーツケースを入れたカートごと乗れるエスカレーターもあるんですが、たまにブレーキが故障してるカートもあって、下りだと少しづつズルズルと滑って下りて行ってしまうことがあるのでご注意ください。
空港での野宿のコツ
スワンナプーム国際空港には、上の写真のようなベンチがあちこちにあります。
ひじ掛けがないので夜になると長時間待機の乗客たちが横になって眠り始めます。(例えばマレーシアのクアラルンプール空港とかは、椅子にヒジ掛けが付いているので横になれません…)
良い席はお早めに
深夜でもひっきりなしに通る乗客がいるので、玄関ドア付近は風が入って寒くなります。
なので、もしもトランジットで夜中に居眠りをする場合は、外とのドアから離れた椅子にすることをお勧めします。
といっても、あまりひと気のない椅子は、置き引きも心配なのでほどほどに人が通るところがいいかもしれませんね。
荷物は念のため、チェーンロックなどで鍵をかけ、はじっこを体に縛り付けておいてください。
夜の12時過ぎくらいまでは、眠る客もあまりいません。
1時ごろから椅子の争奪戦(?)が始まります。
もちろん、その前からも座り込んで音楽などを聴いている人々もいます。
レストランは24時間営業じゃありません
空港内で食事をしたい場合は、深夜になってレストランが閉店する前にご利用下さい。
だいたい、23時半くらいから締め始めていました。
コンビニは24時間営業なので、食べそびれたり飲み物が欲しい場合はファミリーマートへ行きましょう。
2か所あります。
0時を過ぎるとタイではお酒が買えません
24時間いつでも空港内のコンビニで買い物ができるとはいえ、お酒は深夜は買えなくなります。
販売が禁止されているだけで、買っといたのを飲むのはOK。
僕はあらかじめ何本か買っておいて椅子で寝ながら飲んでますw
乗客用の通路とは別に、航空会社のスタッフや空港のスタッフが利用する専用通路は、特に絶え間なく人通りがあります。
ちょっとザワザワしてて寝れませんが、交代の警備員や警官も頻繁に通るので防犯上はいいかもしれませんね。
コンセントはこんな所に
壁際のコンセントの横に座り込んでスマホを充電している少女がいました。
他にも、電源がある柱の近くには、ほぼ誰かが座っていて充電しているという感じ。
せっかくなら、椅子の近くに電源を配置すればいいのに…。
床はけっこう冷たいので、僕はお尻が冷えちゃって耐えられませんでした(泣)
タイ人の少女は皮膚が分厚いのか…。
空港の天井も綺麗な作り
さすがは2006年から使われている新しい空港です。
デザインもけっこうセンスがいいです。
ガラス張りで近代的な壁面だけでなく、イルミネーションの輝く天井にもたくさんの工夫がなされています。
世界中から乗客や乗務員が
スワンナプーム国際空港からは、タイのフラッグシップキャリアであるタイ航空だけでも、かなりあちこちに飛んでいます。
日本・中国・台湾・ベトナム・インド・モンゴル・パキスタン・モルディブ・ウズベキスタン・カザフスタン・ドバイ・イギリス・フランス・スウェーデン・オーストリア・イタリア・ロシア各地…。
なので、世界中の至る所からの乗客や乗務員たちがいます。
毎回ここに来ると、「アジア」だけにとどまらず、ある意味世界の人種がごちゃ混ぜになったような不思議な感覚を覚えます。
空港内の両替はちょっと割高
街に出てからの両替よりも、10パーセントほど高いです。
それでも、電車に乗ったり食事をしたりするでしょうから、1万円くらい両替するのもいいかもしれません。
もしくはクレジットカードキャッシングも利用できます。
タイのATMは日本語あり
これに初めはちょっと驚きました。
タイでは空港だけでなく、牛が道の真ん中を歩いてるような田舎に行ってもATMを操作する際に、日本語の選択ができる機種があります。
なので、ATMを見つけても英語とタイ語表記のみでキャッシングの操作が不安なら、キャンセルして日本語の選択ができる他のATMを探せばいいです。すぐ見つかります。
余談ですが、チェンマイでイオンの系列(提携?)のデパートが「イオンカード」の入会キャンペーンをしていて驚いたこともあります。
警官がうじゃうじゃいるので、空港の中での両替は比較的安全です。
それでも、両替の前後は大金の入った封筒を開けたりするので、ひったくりや置き引きにはくれぐれもご用心ください。
こちらの女性は中国から一人でタイに旅行に来たとのこと。
タイは東南アジアの中では治安が悪くないので、一人旅も人気のようです。
嬉しいことに、ごく簡単な日本語が話せる人でした。
たま~にそういう人に出会います( *´艸`)
バンコク市内への移動は電車(ARL)かタクシー
最後に、市内への移動方法を少しだけ。
タイのタクシーはボッタクリもいるので、僕はなるべく公共の電車かバスを使います。(タクシーを使うなら、グラブのアプリを使います)
特に、空港と駅が地下で繋がっている電車「エアポートリンク」は140~150円くらいで乗れます。(深夜0時から6時までは走りません)
終点の「パヤータイ駅」まで行ってBTSに乗り換えれば、格安で市内のあちこちに行けます。
しかも時間帯によっては道路の渋滞がひどいですが、電車なら渋滞の心配もありません。
※タイではまれにテロ事件があったりするので、駅ごとに金属探知検査と荷物検査があります。大きなカバンやリュックを持っている場合は、中を開けて懐中電灯で照らしてチェックされますが何も心配いりません。
パヤー・タイ駅の地図はコチラです⇩
実はバンコクじゃないスワンナプーム国際空港空港の位置と地図
スワンナプーム国際空港は、空港コードも【BKK】だし、バンコクの主力空港!と思われがちですが、
実は位置的にはバンコクではなく、隣のサムットプラーカーン県になります。
外国人は誰も聞いたことないようなマイナーな県だったので、いっそ「この辺り全部、スワンナプーム県にしちゃおうじゃないかっ!」という動きがありましたが実現はしませんでした。
千葉にある東京ディズニーランドのような存在ですね。
ちなみにスワンナプームという単語はサンスクリット語で『黄金の土地』という意味です。
タイの発展を願う気持ちがたっぷりと込められている気がします。
スワンナプーム国際空港の地図はコチラです⇩
住所は「999 Soi Mu Ban Nakhon Thong 1, Nong Prue, Bang Phli District, Samut Prakan 10540 タイ」です。
いかがでしたか?(^O^)
今回は巨大空港スワンナプームを少しご紹介しました。
アジア旅行をする際には利用することの多い便利な空港です。
スタッフも日本人には親切ですし、せっかく行くなら空港設備も楽しんじゃいましょう。
レストランやカフェ、お土産屋さんもたくさんあります。(空港価格でお高いですが)
では、次回のあなたの旅が思い出に残る素敵なものになりますように♬
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
またお会いしましょう!!
ポリフェノール
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