貯めたJALマイルが消える!コロナ禍で飛行機に乗れなくてもマイレージポイント有効期限は36か月|事前登録で失効は防げる!
旅行や出張でせっかく貯めたマイレージポイント。
まとまったポイントがあれば特典に変えることもできるが、どうしても端数が残ってしまう。
残ったポイントも有効期限が来れば消えてしまうので、失効前に飛行機に乗ってさらにポイントを貯めようとするのは航空会社の思惑に乗せられている気もするが、仕方がない…
ただ、現在は世界的なコロナ禍であり、プライベートな旅行で国際便に搭乗することは無謀な状況だ。
そして、この自由に飛行機に乗れない状況でもJALのマイルは容赦なく失効してしまう。
ところが、ひとつだけマイレージが消えない救済策が残っていた。
※この記事の執筆後にJALマイルの特別対応が延長されました。詳しくはコチラの記事も参考にされて下さい。
せっかくのポイントが消えないようにする方法が一つだけあるよ!!
JALのマイレージバンクの有効期限は3年
■ もくじ ■
そもそも、日本航空(JAL)で貯めたマイルが消える、つまり有効期限はいつかというと、飛行機に搭乗した日から数えて、36か月後の月末だ。
例)2018年3月10日に搭乗して貯めたポイント
有効期限は3年後(36か月)の3月末
という計算になる。
普通の状況であれば、この3年の間に再び飛行機に乗ってマイルをためることも可能だが、現実には厳しい状況が続いている。
JALのマイルを使用するには何マイル貯めなければならないか
ちなみに、マイルは何ポイントから使えるかというと…
国内の航空券なら片道6,000マイル~
国際線の航空券なら片道7,500マイル~
ミニマイル特典なら2,000マイル~
といった単位でオンラインショップのクーポンなどに交換することができる。
JALの公式サイトでは1000マイルから利用する方法もあるとアナウンスしているが、JALマイレージバンク旅プラスでのツアー代金の割引き等だから、旅行に行けない今は現実的ではない。
ということはクーポン券など”現物”と交換するには、2000マイル以上も貯めなければ使うことはできないし、仮に使えたとしても端数は残る。
僕は約500マイルの端数が残ってしまっている。
いろんな航空会社のレビューも書きたいし、旅先でスカイスキャナーなどで検索してチケットを買う事も多く、利用する航空会社を絞らないようにしているからだ。
年会費のかかるクレジットカードのJALカードを支払いで使ってマイルを貯める手もあるが、なるべくカードは増やしたくないので無料の海外旅行保険が付いているもの以外は持たないようにしている。それに電話代や買い物など普段使いでポイントを貯めるカードは1枚に絞った方が確実に効率が良い。
有料のJALカードは200円の買い物で1マイルだが、無料の楽天カードでも100円で1ポイント貯まり、さらに1ポイント単位で利用できるのでクレジットカードとしての利用価値は他社に軍配が上がる。
ちなみに、ANAの場合はというと少ないマイルから交換する方法も充実している。1000マイルからオンラインショップでのクーポンと交換するなどが可能だ(最低購入金額等の制約あり)
マイルの有効期限を延ばす方法
この、端数も搭乗から36か月後に悲しくも失効して消えてしまうというわけだ。
とはいえ旅行ができない特殊なコロナ禍において、航空会社も特例を設けている。
事前に登録すれば期限が来たマイルもe JALポイントという形でとっておける。
といっても、e JALポイントもそこから1年間の有効期限つきなので永久に貯めておけるわけではない。やはり、そこそこに使い切ることが必要だろう。
事前登録の方法は簡単
JALの「有効期限を迎えるマイル・e JALポイント・JALクーポンの取り扱いについて」の下から事前登録のリンクを押し、JALマイレージバンクの会員番号とパスワードを入力するだけで完了だ。
無事に登録できると、この画像が表示される。
上質なサービスで世界的にも定評のあるJAL。
2020年の世界の航空会社の格付けでは、3位に入賞したANAには離されたもののJALも13位に入っている。
機内サービスや安全性に加えて特典利用にも顧客目線を取り入れ、マイレージバンクのシステムをシンプル化し1マイルから使えるようにならないものだろうか。
なお、蛇足だがJALの会員ログイン画面がちょっと古くてダサい…。それと会員番号とパスワードを入力するボックスが小さすぎるので大きくして欲しいと思う。