ファンティエットにバスで到着して無料トイレかシャワーを探すならHoang Ngoc Resortホテル|ベトナム旅行

ベトナムの隠れた観光名所のファンティエット。ホーチミン空港から約200kmと短時間で行きやすく、海外旅行客に人気上昇中のビーチタウンだ。高級ホテルから激安ゲストハウスまでさまざまな選択肢もあり、ゆっくり楽しめること間違いなし。

ホーチミンからの行き方も簡単で、ミエンタイバスターミナルなどから30分おきに出ているバスに乗れば直行便で4時間半〜5時間で到着する。便によっては、降りずにそのまま20分ほど乗っていれば砂丘で有名な漁村のムイネー村まで行くこともできる。もちろんハノイ方面からダナンやニャチャンを経由して向かうことも可能。

スローなベトナム統一鉄道で悠々と行くのもいいが、到着するのがビーチからやや遠い市街地となることに加え、一日に早朝初の1本しか列車がない。

よほどの鉄道好きの方以外は、やはり頻繁に走っているバスで行く方がいいだろう。

ガイドの李奈ちゃん

今度のベトナム旅行はファンティエットに行こうよ!

ポリフェノール

ホーチミンからも行きやすい大人気のリゾート地だよね!

ファンティエットにバスで移動

ファンティエットにバスで行くならミエンタイバスターミナルから公営の格安バスに乗るか、民間のバス会社のVIPバスを使うといい。Bến Xe Nam Phan Thiết(Bến Xe〇〇というのは、〇〇バスターミナルという意味)いう南部のビーチエリアに直接降りることができる。(バスルートは変わることがあるので停車場所や到着時間については事前にご確認を)

間違えて手前の中心部で降りてしまうと、ビーチまでは更にタクシーで移動しなければならないので、スマホなどで現在地を確認しながらバスを降りよう。

ちなみに、ベトナム最大のバス会社のシンツーリストのファンティエットオフィスも南部のバスターミナルと同じ場所なので利便性が非常に高い。鉄道の本数が極めて少ないベトナムだが、ここからバスを乗り継げば、ベトナム国内のどこにでも行くことが可能というわけだ。

バスターミナルといっても、バスが何台か停まれるスペースがあるだけの空地。ビーチの目の前で降りることができるのはいいが、このエリアはやや閑散としている。泊まるホテルが遠かったりしてすぐにトイレに行きたい場合などはちょっと困ってしまうだろう。

南部のファンティエットバスターミナルで降車

ちなみに、ファンティエットの南側バスターミナル(民間のバス会社のターミナルも兼ねる)はこの場所だ。

南に数歩も歩けばすぐに絶景の海岸。天気が良ければ一生の思い出になるようなマリンスポーツができる。湾曲している美しいビーチを思う存分に堪能してほしい。

ファンティエットの天気はウェブサイトなどで確認できるので参考にしたい。

ファンティエット中心部からビーチまでの距離

ちなみに、ファンティエット駅のある中心部の市街地から観光客向けのビーチエリアまでどのぐらい離れているかというと、下の地図をご覧いただきたい。

ファンティエットの中心部の駅からビーチ近くのバスターミナルまでの距離とルートを示した地図の写真
ファンティエット駅から市内の中心部とバスターミナルの位置

距離にすると約22km、車で30分ほどかかる。

もちろん、街の中心部にはレストランやカフェ、ホテル街などもあるのでそちらも楽しみたければ滞在先としてもいいが、ウインドサーフィンやカイトサーフィンといったマリンスポーツをメインにするのなら、初めからビーチ近くを拠点としたほうが圧倒的に便利。

朝起きてホテルの朝食を済ませたあと、移動せずにすぐに海に入れるからだ。(市街地エリアの端にもDoi Duong Beachという大きなビーチはある)

ファンティエットのビーチでトイレやシャワーはどうする?

旅人の悩みの一つがこれだろう。

急にトイレに行きたくなったり、シャワーを浴びたい場合どうするか。

ベトナム国内でも土地柄というか観光地によって違いはあるが、ファンティエットのような田舎であれば気軽に無料で貸してくれることも多いので、あまり気にしなくても良いだろう。

ベトナムも日本と同じで「人情」は都市部ほど薄くなり、田舎ほど濃くなる。

旅人に冷たかったフーコック島のJWマリオットホテル

都会というだけでなく、田舎でも高級リゾート地域は、やはり旅人に冷たい事が多い。

例えばベトナム西部の秘境フーコック島にはJWマリオットホテルなどが建つ高級リゾートエリアがあり、その一帯はプライベートビーチなので宿泊客以外はトイレを借りるどころかホテルに面した砂浜に足を踏み入れることさえ許されない。日本人の旅行者は特に東南アジアではどの国でも優遇されるとはいえ、ここでは旅行者が近寄ろうものなら警備員が飛んできてあっという間に追い払われてしまう。

JWマリオットホテルは奈良などにも支店があり、一泊4万円前後の高級ホテルだが、フーコック島の場合は日本の上を行く高級さで一泊6万円ほどとなる。

大卒の正社員の月給が3万円ほどの一般的なベトナム人はまず泊まることはなく、海外の富裕層をターゲットとしているので宿泊客に完璧な気配りをするのは分かるが、客以外に対するあまりの対応に寂しい思いをすることがある。

その点、ファンティエットなどは富裕層向けの高級リゾート地というよりも、漁村の横に美しいビーチがあったからついでに外国人向けの観光エリアを作ったようなノリなので、通りすがりの旅人でも安心だ。

ファンティエットのHoang Ngoc Resortホテルのロビーで遊ぶリーバイスのTシャツを着たベトナムの女の子の写真
ファンティエットのHoang Ngoc Resortホテルは、ロビーで子供が走り回るアットホームな4つ星ホテルだ。

ファンティエットのHoang Ngoc Resortホテル

バスから降りる頃に急にトイレに行きたくなり、他のホテルでも良かったのだが、降りたバスターミナルのすぐ近くのホアン・ゴック・リゾートホテルに駆け込んだ。

スタッフは僕が宿泊客かどうかを確認することもなく、すぐに快くトイレの場所まで案内してくれた。

誰にでも同じあたたかな対応…。旅先でこういう素朴な親切に出会うと本当に癒やされる。

ちなみにこのホテルはチケット検索サイトのエクスペディアでは4.4/5アゴダでは8.5/10という高評価の4つ星ホテル。前述の高級ホテルの満足度にもひけを取らない口コミが多数ある。やはり、宿泊客以外だとしても誰にでもある程度優しく、困っている旅行者には「遠方からこの地域に旅に来た客人」という接し方をしてくれる方が、どんなもてなしよりも落ち着くのではないだろうか。経営者やスタッフのそういった考え方は良い意味で周囲に伝播していく。

さて、案内されたトイレがこちら。

ベトナムのファンティエットにシンツーリストの寝台バスで到着した駐車場の目の前にあるホテルの無人トイレを借りられる
ホアンゴックリゾートホテルのトイレ

ビーチから上がって来てビーチサンダルのまま入れるように、1階のレストランから階段で海側に降りた屋外に開放されている。

無料でとても清潔なトイレでシャワーも使えた。(担当するスタッフによって対応も違う可能性あり)

普段はまったく無人だし、ロビーからも見えない。そのまま素通りして利用してもバレなさそうな作りだ。

ファンティエットにはこういうありがたいホテルが何軒もあるが、泊まるならぜひ人情味のある宿に泊まろう。財布の中のお金の有無や利益で人を区別するのではなく、困っている旅人に”ある程度の”手を差し伸べてくれるホテルのほうが利用していて心地良いに違いない。

次回のあなたの旅が幸せなものになりますように。

ポリフェノール

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