上海を街歩き!上海市内では日本人目当ての詐欺に注意して観光しよう( ・∇・)プロが教える詐欺の回避術
上海の街歩きに行きましょう!日本人に寄ってくる詐欺集団を華麗にかわして人民広場駅からひろ〜い歩行者天国を夜景を見ながら散歩がてら、のんびり歩いて行くといろんな発見がありますよ(^ ^)
海外旅行中には街をぶらぶら歩いて、おなかが空いた時にたまたま巡り合った店に入るのもいいもんですよね。
ただし、海外は悪い人もいるのでご用心。
今回は、特に上海でいま流行っている日本人目当ての詐欺について書きます。
夜の上海を歩く!
この辺りはしょっちゅう行きましたが、いろんな店があるのであちこちのぞきながら美味い店を本能的に探したりしてます。
上海の場合、特にいろんなとこに軽く食べられる店があるので買い食いしながら歩き回ると楽しいですよ。
夜景も綺麗だよ
■ もくじ ■
歩行者天国があるので、道の両側に店がぎっしりと並んでる食堂やら土産物屋を見ながら歩けます。
途中、おもちゃ屋なんかもあるので子供連れの家族もたくさんいます。
けっこう夜までにぎわっていますねー
治安はよし
上海の治安はいいほうです。
ただし、諸外国に比べれば…です。
夜中にもあちこちに「公安」と書かれた車に乗って警官がいるので、人命が関わるような誘拐や強盗などの凶悪な犯罪はさすがに起きにくいと思います。
でも油断は禁物
ただし、いくら治安が良くても、海外は海外なので注意はしましょう。
怪しげな裏道に入ったり、変な店に入らないようにすればそうそう危険はないでしょう。
日本人がよく被害に遭うのが、怪しい店に入ってイカサマ賭博で巻き上げられたり、タダ同然の宝石を高く売りつけられたり、綺麗なお姉さんにだまされたり…
上海の場合は、あきらかに日本人をターゲットにした、いわゆる【お茶詐欺】が流行ってますので、知らない中国人に声をかけられても、けっして付いていかないようにしましょう!
お茶詐欺には用心を!
被害が多発しているお茶詐欺の概要はこうです。
日本人に親しそうに声をかける
一目見ればだいたい日本人だと分かるので、
まず中国語で話しかけて反応を確認するか、カタコトの日本語で話しかけます。
日本人だと分かると、
知り合いが日本で働いているとか、以前日本に住んでいたなどと言って親しげに接近…。
男女の二人組であることが多いそうです。
ここがポイント。
一人だと詐欺の説得力に欠けるのですが、二人がかりで説得されると人間は弱くなるものです。
また、日本人は断るのが苦手
少しでも怪しいと思ったら、迷わず『NO!!』をたたきつけて立ち去りましょう。
また、野郎の二人組なら明らかに警戒するのですが、若い男女の二人組だと油断してしまうことが多いと思います。
では、人数を多くして3人にするかというと、こうすると逆に警戒心からカモと話し合いにならないのです。
つまり、男女の二人で声掛けをする、というのはプロの彼らにとって最高の組み合わせということですね。(でも1人ということもあります)
いい店の紹介をすると言って連れて行く
少し世間話した後、上海名物のおいしいお茶を無料で飲めるとか、おみやげにいい店がある、今だけ安くお茶が買えるなどと言って連れていこうとします。
この時点で、海外に慣れた旅人ならまず話に乗らないのですが、外国の初心者だったりすると、つい行きたくなってしまうそうです。
海外では、初対面の人に紹介された店に行くというのは厳禁です。
ぼったくりで、もうけの中から紹介者にバックが入ることが多いですね。
相手側から友好的に近づいてきて、しかも日本に対して特別な想いを持っている等の会話をする場合は特に要注意。
立ち話だけにした方がいいでしょう。
基本的に外人は自己主張が強くて、お世辞は言いません。
甘い言葉に釣られて、もしも相手側の紹介する建物に入ってしまえば、もう向こうのテリトリーです。
中にどんな仕掛けがあっても不思議はありません。
また、法外な金額をついつい最終的には支払ってしまうのも日本人なんですね。さすがお金持ち…。
というわけで、上海を含めて私たち日本人狙いの詐欺事件が後を絶たないのだと思います。
建物に入ったら
お茶詐欺について言うと、凶悪な犯罪が起きるというよりは、最後に巧妙な手でクレジットカード決済などでだまされるケースが多いです。
また、この場合は連れていった呼び子と、店の中にいる人たちは全員グルだと考えた方がいいですね。
口裏を合わせて、最初から最後までどういう流れで行くのか、客がどんな反応をしたらどう返すかなど何通りも綿密に打ち合わせ済みです。
まれに、脅されて仕方なく大金を支払うことに…というパターンもあるようですが、上海のお茶詐欺の多くは、穏やかに買い物やお茶を楽しんで会計を終えて店を出てから被害に気付く、という方が多いようです。
中には、帰国してからクレジットカードの引き落としを見て初めて気付くこともあります。
クレジットカードの利用にはご用心
私たち外国人は通貨の単位に慣れていないので、桁を増やして決済するとか、水増しして請求されていることがありまあす。
怪しいと思ったなら、その店ではクレジットカードを持っていることは気付かれないようにした方がいいでしょう。
そうすれば最悪の場合でも被害は、持っている現金だけで済みます。
というより、危険と思ったら理由を付けてすぐに店から出るようにしてください。
携帯の電波が悪いとか、またすぐ戻るとか何とか言って…
中国では、凶悪事件ならともかく、外国人が被害に遭った小さな事件(私たちから見れば小さくないですが、彼らから見れば)では、警察もとりあってくれなかったり、形だけの対応も多いそうです。
いろんな国で警察にお世話になりましたが、経験から言うとマレーシアやタイは親切な警官が多いと思います。
中国とベトナムは、ちょっと…
日本では考えられないのですが、国によっては日常的に警官がワイロを受け取ってその地区や店で起きたことに目をつぶることもよくありますね。
できることなら、はじめから用心して巻き込まれないことが一番良いのです。
もしも被害に遭ったら
まずは安全を最優先にしましょう。
悔しいとは思いますが、
自分と同行者の身の安全を確保してから、警察に行く方が良いと思います。
と言っても、さっき書いたように現地の警察もあまりあてにはならないのですが…
警察を呼んで、中国語の話せる人に間に立ってもらって見事に返金させたという事例もあるので、あきらめなければなんとかなるかもしれません。
でも、たった一人で乗り込んでいって自分で詐欺グループに強硬に直接交渉したり、逆ギレしたりしてもあまり良い結末にはならないでしょう。
彼らもプロです。
万一に備えての抜け道はいくつも準備しています。
注意さえしていれば安全なのでご安心を
楽しいはずの旅行で嫌な思いはしたくありませんよね。
何かに巻き込まれると事後の手続きも大変ですし、ショックも大きいです。
今回は巻き込まれないために、少々現実を書きましたが
記事の中で書いた注意点を守れば危険のリスクはかなり下がるはずです。
知らない人に、ついて行かない
NOと言う
気を緩めない
妙な店でクレジットカードは使わない
では、楽しく海外旅行に出かけましょう!!
ここの羊肉の串焼きが美味しかったです。
次回はこの店について書こうと思います🎵
読んでくれてありがとうございました
ポリフェノール ヽ(^。^)ノ