海外旅行中は虫除け対策も万全に!蚊やノミやダニが夜中にホテルの部屋に出ると寝れないぞ!気軽に持ち歩ける殺虫剤を常備しよう
快適な海外旅行のためには害虫対策が必要だ。
夜中に虫が出て寝れないと体力も落ちるし、蚊やダニに刺されるとカユくてつらい。
飛行機の機内持ち込みなどの制約もあるが、旅行中は便利な虫よけスプレーや殺虫剤を持ち歩いて自衛しよう!!
僕がいろいろ試して愛用している”虫よけ”と、その理由とは…。
日本ではほとんど目にしなくなったノミ…。
実はベトナムのホテルに滞在した際、しょっぱなに遭遇して驚いた。
ベッドの枕の上をぴょんぴょん飛び跳ねていて、初めは何か分からなかったが、退治してようやくノミだと分かった。しかも、〔ある程度きれいな中級ホテルで〕である。
虫よけ殺虫剤は旅行に必須アイテム
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蚊取り線香や虫除けスプレーなどは、旅行先でも手に入れることはできるが、できるなら店まで移動する体力は残しておきたいし、時間も節約したい。
しかも、ホテル到着が夜中で、到着後に部屋にいる虫の存在に気付くこともありうる。
さらに、寝ている間にドアや窓の隙間から蚊が入ってくることも。
蚊取り線香は東南アジアのどこででも売っているけれど、火をつけっぱなしにするので海辺のロッジなどを除くと、普通のホテル内では気軽に使えない。
やはり、鞄の中に一つは携帯できる殺虫剤を常備しておいたほうが賢いと言えるだろう。
僕が使っている殺虫剤は二種類だ。
スプレー式の殺虫剤
僕は荷物を抑えたい時には、これ一本に絞っている。
つまり、これぞ海外旅行で【優先順位トップの殺虫剤】
その理由は、コンセントがなくても使えるし、リュックに入れてもかさばらない程コンパクトで、いつでもどこでも使えるということだ。
海外では、泊まる部屋だけでなく、列車の中や移動中でも殺虫剤を使わなければならないことがある。
例えば、寝台列車や長距離バスで移動中に蚊が出た場合には、コンセント式の殺虫剤だと電源がなくて使えないと考えた方がいい。
(最近はコンセントのある電車も増えていますが、あるとしても真っ先にスマホの重電などに使うので)
とはいえ、スプレーであればリュックから出して「プシュッ」と押すだけだ。
海外旅行ではコンパクトこそ最強
一般的なスプレー式の虫よけはこれぐらいの大きさだ。
下の写真はフマキラーの「おすだけベープ」
ご覧の通り、万年筆よりも小さいので気軽に鞄に入れておいても気にならない。
また、重さについても重要で、コンセント式の殺虫剤よりもシンプルな構造だけに非常に軽いのだ。
写真の殺虫剤の場合は、わずか50g前後だ。
ちなみに、ガスの入ったスプレーは飛行機の機内には持ち込めないが、この押すだけベープで空港の搭乗前の検査に引っかかったことは一度もない。ただし、噴射のためにLPガスが入っているので自己責任でご利用のこと。
ちなに、全日空のサイトでは『殺虫剤と農薬は量に関わらず機内持ち込みも預け入れもできない』と案内されているので、ガス以外にも殺虫剤成分で飛行機ではアウトになる可能性もある。
よほど運悪く厳しい検査に遭った場合には、最悪の場合没収される可能性もゼロではないのでご注意を。
海外の害虫への効果
効果性について。これはバッチリ効いた。この記事の最初に書いたノミにもしっかりと効果を発揮し、夜中もぐっすりと熟睡することができた。
枕で退治したノミの他にもきっとノミがいたと思うが、これを使ったおかげか、このホテルではまったく刺されなかったので抜群の効果があったと思っている。
スプレー式殺虫剤を持ち歩く時に気になるのが誤噴射だ。
気付いたら鞄の中で発射されていて、中が殺虫剤の液体でびちょびちょになっているのは困る。
そこは誤噴射防止のロック式のものにすれば、鞄の中で何かのはずみでボタンが押されてしまうこともないだろう。
また、顔や肌にかかると危険なので、使用時には薬剤の噴射する向きをよく確認しよう。
スプレー式虫よけの弱点
ただ、スプレー式殺虫剤にも弱点がないわけではない。
僕がいちばん気になるのは持続時間だ。
「シュッ」とひと吹きすれば24時間ほど効き目が続くと記載してあるが、それは密閉されている日本のホテルのようなちゃんとした部屋の場合だと思う。
海外では隙間の多い部屋に泊まらなけらばならないこともあるので、寝ている間に窓から虫が入ってきたり、すき間風で殺虫剤が薄まることもある。
そういう場合に備えて、荷物に余裕があれば持続的に使えるコンセント式の殺虫剤も持って行き、ダブルで使うようにしている。
コンセント式の殺虫剤
コンセント式は大きさと重さにおいて、スプレー式よりも不利だが、コンセントに挿しっぱなしで一晩じゅう安定して使えるというメリットがある。
また気のせいかもしれないが、スプレー式と違って少しづつ薬剤が出るので、体への負担も少ないように感じる。喉が痛くならない。
コンセント式の虫よけ殺虫剤は、東南アジアのどこにでもあるコンビニやスーパーに売っているので、ホテルに着く前にあらかじめ買っておくことも可能だ。
むしろ、東南アジアではこちらが主流の殺虫剤で、スプレー式の方が見かけない。
海外は、ほぼ200ボルトなので現地で調達しよう
海外では200ボルト電圧が一般的なので、コンセント式の殺虫剤が欲しい場合は海外で買った方がよい。
台湾や日本のように島国では100ボルトが普通になっているが、東南アジアのほとんどの国は200ボルト。
コンセントの形状も国によって違うので、現地で調達するほうが安心だ。
日本で買ってアダプターを挟んで使うこともできるが、荷物は少ないに越したことはないだろう。
コンセント式の虫よけ殺虫剤で、特に気を付けたいのは移動中の液漏れだ。
コンセント式殺虫剤の注意点
そのまま持ち歩くと鞄の中で溶液が漏れてベタベタになってしまうので、
買った時に付いている溶液の入れ物のキャップを捨てずにとって置いて、
移動するたびに分解してフタを締めるようにしよう。
コンセント式はスプレー式よりもかさばるし、やや重さもあるけれど、困ったときにはありがたい存在になるだろう。
とはいえ、携帯性と効果性でナンバー1はやはりスプレー式の殺虫剤なので、僕は迷ったときはスプレー式を持つようにしている。
虫ごときに悩まされることのない、楽しい旅行にしよう!
ポリフェノール
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