タイ名物料理のカオモッガイを食す!名前の意味からおいしさの秘密までを徹底解説|バンコクの人気店トップ3もご紹介

サフランの鮮やかな黄金色に炊き上げられたご飯に、柔らかな鶏の骨付き肉が添えられたカオモッガイ。日本でも知名度が上がってきたタイの人気料理だ。元は豚肉が食べられないイスラムの人向けの料理で、マレーシアなどと国境を接する南部で発展してきたが、今ではタイの北部を含め、全国の街のレストラン・屋台・駅の食堂など、どこででも食べることができる庶民派B級グルメの代表選手になっている。

この記事では、

・カオモッガイの特徴と美味しさの秘密

・カオモッガイとチキンビリヤニとの違い

・タイの人気店

などについて徹底解説していきます。カオモッガイの情報はネット上でもまだまだ少ないので、この記事を読み終わる頃のあなたはちょっとした「カオモッガイ博士」になっているかもしれない。

ガイドの萌萌ちゃん

本場のカオモッガイは最高だよ!

ポリフェノール

レストランや屋台で食べるのもいいよね

タイ国鉄では必須のバンコク駅の写真
カオモッガイはタイ国鉄のバンコク駅の食堂などでも格安で食べることができる

カオモッガイとは−ข้าวหมกไก่

まずは少しだけ言葉の意味を解説。カオモッガイをタイ語で書くとข้าวหมกไก่となる。グーグル翻訳で直訳すると「チキンビリヤニ」となるし、確かにインド料理のスパイスを効かせたビリヤニと外見は似ているが、タイで独自に発展したオリジナル料理だ。

カオモッガイとチキンブリヤニの違い

タイ料理のカオモッガイとインド料理のチキンビリヤニ。見た目が同じなので混同しがちだが、一番の違いは米の調理の段階での調味料の使い方だろう。

チキンビリヤニのライスはコリアンダーやターメリック、シナモンやカルダモンといったスパイスを調合して辛めに作られる。対してカオモッガイは黄色のターメリックが使われて色は同じになるが、あまり辛さを感じない。つまり辛いスパイスを使わない。

本場タイのカオモッガイはあまりにも”辛くない”ので、初めて食べた瞬間には拍子抜けするくらいだった。でもテーブル上のソースや唐辛子の粉末、酢を好きなように足して味変しながら食べていく楽しみを知ってしまうと、どんな味をプラスして自分オリジナルのカオモッガイにするのかを追求する沼にはまってしまうことだろう。

ちなみにข้าวหมกไก่ข้าวは「米・ご飯」、หมกは「蒸し焼き」、ไก่は「鶏」なので『蒸した鶏肉ご飯』という意味。

また、カオモッガイと同じように生米に鶏肉を入れて蒸す料理カオマンガイも有名だが、米に色付けしないので「白」色を強調して、カオ「ご飯」+マン「白」+ガイ「鶏」という命名になっている。

放し飼いで成長した健康的な鶏の味

なので、タイ料理の鶏の蒸し料理で色が白いものはオマンガイ黄色ならカオモッガイと考えてよいだろう。どちらも鶏肉と一緒に米を炊くので鶏の脂の旨味が米の一粒ひとつぶに染み込み、素晴らしく味わい深い。

しかもタイでは一般家庭でも鶏を庭で放し飼いで飼っている事が多く、自然で健康的に成長している。その、太陽に光を浴びて走り回って育ったような鶏で蒸し上げた米が美味くないわけがない。日本でも工場のような養鶏場で育った鶏の卵と、庭で運動させながら平飼いで育てられたそれとでは価格も味も全く異なる。

タイでは暖かな環境で自然に育てられた、抜群に旨い東南アジアの肉・野菜・果物を、存分に味わってほしいと思う。

カオモッガイの食べ方と楽しみ方

タイで一番美味しいお勧めのカオモッガイの写真
タイ料理のB級グルメの代表選手カオモッガイ

食堂で注文すると、上の写真のように盛り付けてテーブルに届けられる。黄色く着色されたライスの横か上に鶏の骨付き肉が加わり、キュウリかトマトといった野菜が付け合せに添えられる。

ライスの上に乗っているのはスライスして油で揚げたニンニクで、油にはニンニクの香りが移っている。そして、ライスと鶏肉にこのガーリックオイルを染み込ませて炊飯器で炊き上げる。

ライスも骨付き鶏肉も柔らかく、特に鶏肉の方はフォークで簡単にほぐれるほどしっとりとしているから、カリカリした歯ごたえの揚げニンニクの食感はトッピングの野菜とともに「お口直し」のような役目もある。柔らかなカオモッガイをずっと食べていると、不意に歯ごたえのあるものが欲しくなるので、時々揚げニンニクを口に運ぼう。

本場のカオモッガイの旨さの秘密

カオモッガイの材料は日本でも手に入るので作れないこともないが、やはり本場のタイで本物を食べてほしい。新鮮で挽きたての香辛料を使った本格的なカオモッガイが、わずか150円前後で手軽に味わえる。

カオソイ・カオマンガイ・パッタイ・クイッティアオなどの定番メニューは日本のタイ料理店では1000円前後するが、本場タイの首都のバンコクで200円弱、地方都市なら100〜150円位で食べることができる。

東南アジア人は総じてスパイスの使い方が上手だ。タイ人も同じく、例えばカオモッガイに入れるニンニクと生姜も使う直前に小さな石臼で潰して料理するので当然のように香り高くなる。

日本のレシピでは「おろしニンニク」を使ったり、瓶詰めされた香辛料を使うように紹介されることが多いが、正直に言うとこれでは味の決め手にかける。

やはり、ハーブなどの香辛料は挽きたてがいいし、ニンニクやショウガも新鮮なものを使用したほうが旨いに決まっている。

では、タイでも口コミの多い有名店を何軒かご紹介しよう。

タイのカオモッガイ人気店

評判の高い店をいくつかご紹介するので、タイへお越しの際には参考にしていただきたいが、滞在地の近くではない場合などはわざわざ遠方まで行かずとも、近くで探して行ってみてほしい。

筆者の場合はタイのレストラン”口コミサイト”を参考にしているが、タイ語で書かれているため普通の方にはややハードルが高い。なのでホテル近くでグーグルマップなどを使い「タイ料理」と検索してほしい。必ず多数のヒットがあるはずだ。

タイ人の口は肥えているので、不味ければすぐに潰れてしまう。なので、ある程度長続きしているローカル店ならどこでもそれなりに旨いと思う。

この店の探し方はどの国でも応用できるので、詳しくは世界遺産フエでブンボーフエの名店を探そう!極上の牛肉スープを使うお粥や鶏肉料理も絶品だった【ベトナムB級グルメ旅行】をご覧ください。

※カオモッガイの専門店はどこも午後で閉まってしまうので営業時間にはご注意ください。また、タイの休日なども休みになり、営業時間も変動する場合があります。ご自身で最新の情報を確認してから訪問されるようにしてください。

1クンレック・カオモッガイ

バンコクで店を構え、店名が〈レックさんのカオモッガイ〉になっている老舗のカオモッガイ専門店だ。すぐそばに大きな病院(チャルーンクルンプラチャーラック病院)や看護師の専門学校があり、医者やナース達も足を運ぶ。

カオモッガイは55バーツ(約200円)〜、スープは辛いが絶品との評判が高いのでトライしてみよう。牛肉やヤギで作ったカオモックも扱っている。

営業時間は10:30〜15:00で日曜は定休日。

2バーン カオモッガイ トゥエット

バンコクの中心部から離れているが、評価が抜群に多い名店。早朝7時半から開いているので朝ご飯にもいいかもしれない。

カオモッガイは50バーツ(約180円)〜、肉大盛りやサフランライスのみという注文もできる。一般的な骨付き肉のカオモッガイもあるが、骨のない揚げた鶏もも肉を使ったカオモッガイ(60バーツ)もある。また、クイッティアオの種類も豊富なのが特徴だ。最もシンプルなクイッティアオは40バーツ(約130円)から。

通常は観光客が訪れる場所ではなく、常連は地元民なので味はまず間違いない。

バンコク中心部からはチャオプラヤ川の対岸にあるので、水上バスを利用して行くといいだろう。料金も安いし、陸上よりも早い。ラマ5世ブリッジのRama V Brigbeという水上バス停から西へ徒歩8分。ランチタイムは混み合うので少しだけ時間をずらすとよい。ただし、営業時間が朝から昼過ぎ(7:30〜15:30)で、夕方以は閉まっている。食いっぱぐれるよりは早めに行こう。

3サイアム カオモッガイ サナムビンナム支店

バンコクでは北部にあたるアユタヤ時代から続くノンタブリーにあり、カオモッガイ専門店では珍しくエアコンの効いたレストラン風の食堂。バンコクに数多く出店しているチェーン店で、店員さんたちはお揃いの黄緑色のポロシャツを着て仕事をしている。加えて厨房担当者は帽子を被っているし、衛生的と言えるだろう。広い駐車場を完備しているが、逆に言うと自動車以外で行くには不向き。上級者であれば路線バスで行くのもよし。

タイの路線バスの探し方は、日本語で使えるベトナムとタイのバスルート検索アプリを徹底解説!ハノイ|ホーチミン|ダナン|バンコク|チェンマイに対応。をご覧ください。

カオモッガイ50バーツ(約180円)〜

営業時間は7:00〜16:00

カオモッガイの作り方

カオモックガイの作り方の流れを簡単に説明すると、

・タッパーかボールにスパイスとヨーグルトをブレンドした下地を作り、鶏の骨付き肉を絡めて20分ほど漬け込む

・フライパンに多めのサラダ油を入れニンニクをカラッと揚げる。

・揚げた油で漬け込んでおいた鶏肉を焦げないように炒める。(後で米とともに炊飯器で炊くので、この時点では中まで完全に火を通さなくてもOK)

・鶏肉を取り出し、米を入れて鶏肉から出た脂と旨味を吸い込ませる。

炊飯器に鶏肉と米を入れ、水を加えて炊く。

という流れになる。筆者も何度か挑戦してみたが、スパイスの調合は日本人に簡単にできるものではなく、理想的な仕上がりにはならなかった。

他のタイ料理はともかく、このカオモッガイは現地で食べるしかなさそうだ。

挑戦されたい猛者のために、調理に参考になる動画を載せておくので参考にされたし。

タイを代表する庶民派グルメの一つ、カオモッガイ。その魅力について熱く書いてきましたが、きっとあなたも食べてみたくなったのではないでしょうか。

タイにお越しの際にはぜひ、カオモッガイをはじめ本物のタイ料理を気軽に体験してみてください。

あなたの次回の旅が幸せなものになりますように。

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