パダンブサール駅はタイとマレーシアを繋ぐ鉄道の要衝!イミグレで出国と入国手続きをして陸路で国境を越える!【海外列車の旅】

マレーシアとタイの国境のパダンベサール駅のホームの写真

列車に乗って陸路での国境越え…もはやロマンそのものですよね!

今回は鉄道でタイからマレーシアへ行ったり、逆にマレーシアからタイに行く場合も通過することになるパダンベサール駅(パダンブサールとも)について徹底解説します!

パダンブサール駅とは、マレー鉄道(KTM:Malayan Railways)のケダ線の終着(始発)駅とタイ国鉄の南本線のハートヤイ-パダンブサール線の終点です。

つまり、タイとマレーシアの隅っこの地点ということになり、当然ですが両国のイミグレーションもあります。

ここでの実際の入国と出国手続きについてもお教えします!

ガイドブックやネットに出てこない情報も盛りだくさん!!

切符の買い方や乗り方についても含めて書きます。マレーシアからタイ行きの順序で書きますが、逆にすればタイからマレーシア行きのルートに応用できます。

タイとマレーシアを陸路でつなぐ、約21時間の鉄道の旅に出かけよう!!

ぜひお役立て下さい!!

 

ポリフェノール

列車に乗ってマレーシアのクアラルンプールから、タイのバンコクまで行こう!!

フランソワ

パダンブサール駅で国境を超えるんだね!

マレー鉄道でタイへ

マレー鉄道(KTM)は、マレーシアの首都のクアラルンプールから南北へと走っています。

北はパダンブサールまで、南に南下するとシンガポールまで行けます。

理論上はシンガポールからタイにも行けるんすが、ちょっと時間がかかりすぎて現実的ではないので【クアラルンプールからパダンブサール駅を越えてバンコクまで行く】ルートでご説明します。

※最新の運行時間や運賃については、必ずマレー鉄道とタイ国鉄の公式サイトからご確認ください。

 

クアラルンプール駅からパダンブサール駅

列車番号EG9420

僕はいつもこの電車を利用します。

シンガポールからマレーシア北部行きの「ウエストコースト線」にクアラルンプール駅(KLセントラル駅)から乗って、乗り換えなくそのまま「ケダ線」に入るルートです。

ちなみに「ウエストコート線」そのものは終点がバタワース駅なので国境までは行きません。

 

運行時間と料金

クアラルンプール駅出発 10:39

パダンブサール駅到着 16:15

なので、所要時間は約4時間16分。

走行距離は約506Kmになります。

日本だと東京駅から大阪駅くらいまでが同じぐらいの距離(道路で)

※クアラルンプールから北部行きの電車は、これ以外のダイヤもありますが、パダンブサール駅まで行かずにバタワース駅などの途中で終点となるのでご注意ください。現在のところ、国境までその日のうちに行けるのは上の1本のみです。

逆にタイから入る場合は、EG9425のパダンブサール駅15:55発、クアラルンプール駅21:23着の電車に乗ります。

料金は102リンギット(約2600円)です。

駅の窓口で直接買うこともできますし、マレー鉄道の公式サイトで予約&購入もできます。

早く売り切れてしまうので、僕はたいてい日本か他の国にいるうちからネットでで切符を買うようにしています。

日本からクレジットカードでマレー鉄道などのチケットを買うとちょっと余計な手数料がかかりますが、もしもタイやマレーシアの空港のイミグレで滞在期間を聞かれても、国境越えの電車のEチケットを見せれば済みますもんね。

万一のための保険と考えています。

保険と言えば、海外旅行保険が付いてくる無料のクレジットカードもあるので早めに作っておくと安心です。

海外旅行に持って行くだけで自動的に海外旅行保険が付くので安心です。

 

日本にいる間にマレー鉄道の長距離チケットを買う方法は、こちらの記事でご紹介しています⇩

 

マレー鉄道の長距離チケットの買い方 Eチケットだけじゃ駅に入れない?!海外の鉄道旅行あるある

 

北部線のパダンブサール行の電車は中国製とのことですが、日本のJRから譲渡された車両もたくさん走ってます。

下の写真が実際のクアラルンプールからパダンブサール行きの電車ですが、車内もかなり綺麗でした。

マレーシアの電車は飲食が禁止なのでご注意ください。

クアラルンプールからパダンベサール駅に向かうマレー鉄道の電車内の写真
シンガポールから北上して国境まで行く電車の客室|マレー鉄道

 

シートはブルーで清潔です。

この後乗ることになるタイ国鉄の昭和時代っぽいディーゼル列車と比べると、何から何まで違います。

もちろん、列車がオンボロなのも含めて旅は楽しいんですがw

客席とデッキをつなぐ扉はタッチ式の自動ドアになってます。

また、ほとんど揺れも感じません。

 

クアラルンプールからタイ国境のパダンベサール駅に向かう電車の車内の写真
マレー鉄道の電車のデッキ|自動ドアが完備されている

 

クアラルンプールから乗る乗客だけでなく、ところどころ途中から乗る旅人も多いです。

外国人の姿もちらほら…

走行速度はかなり早いです。

 

クアラルンプールからタイ国境のパダンベサール行きの電車の電光掲示板の写真
速度計付きの案内表示板|パダンブサール駅行き

 

電車の客室ごとにちゃんとした電光掲示板があって、次の停車駅や走行速度が表示されてます。

上の写真の時は『時速139Kmで走っていて、次は終点のパダンブサール駅』という案内になってますね♬

4時間ちょっとの電車の旅は、案外あっという間です。

エアコンがきついので寒さ対策を忘れずにしてください。

薄い長袖か肩にかけるタオルがあると便利です。

 

ではそろそろ終点のパダンブサール駅に到着!!

 

フランソワ

とうとう国境に着いたよ!!

 

パダンブサール駅

 

田舎とはいえ、ちゃんと整備された新しい駅です。

改札(降り場)の表示が分かりにくいんですが、到着するとスーツケースなんかを持った乗客たちが一斉に降りていくので、みんなについて行けばOK。

 

クアラルンプールからパダンベサール駅に到着した電車と旅行客の写真
パダンブサール駅で次々と降りていく旅行者

 

マレーシア人の旅行者が一番多いんですが、タイの国境越えが目当てではなくて、プルリス州に来る乗客もかなりいました。

 

クアラルンプールから国境のパダンベサール駅に着いたマレーシア人の写真
ホームに降り立つマレーシア人の旅行者たち|パダンブサール駅

 

プルリス州は24万人ほどが暮らす、マレーシアの州としては一番小さな州でパダンブサールはそこの一つの街です。

みんな大きなスーツを引きずって、しばらくぶりに田舎に帰ってきたっていう感じでした。

 

タイとマレーシアの国境のパダンベサール駅に着いた家族の写真
パダンブサール駅のホームを改札口まで歩く家族

 

上の写真のホームの電光掲示板に「B.WORTH」とあって、次の出発時間も案内されてますが、これはバタワース行きの電車のことですね。

ホームはけっこう長く続いています。

旅行者がいなくなった時にパチリ。

パダンベサール駅のホームの写真|マレーシア旅行
パダンブサール駅の長いプラットホーム

 

 

タイとマレーシアの国境のパダンベサール駅の鉄道職員の写真
マレー鉄道の制服を着た車掌の男性

 

電車の前でたたずんでる男性。

許可をもらってカメラを向けるとポーズを決めていました。

マレー鉄道の車掌さんの制服はジャケットが黄色なので、きっと車掌なんだとは思いますが、次の出発まで暇そうにしてましたw

駅のホームの表示はほとんどマレーシア語で、英語はあまり見かけません。

 

パダンブサール駅のホームの注意書きの写真

 

上の写真はマレー語で「AWASI LANGKAH ANDA」

日本語にすると足元注意ってとこでしょうか。

また、電車のペイントもカラフルです。

 

タイとマレーシアの国境のパダンブサール駅のマレー鉄道の電車の写真
ペイントされたマレー鉄道の電車

 

マレーシアの伝統舞踊が描かれている電車もありました。

ホームを歩いていくと、入国管理があります。

 

パダンブサール駅のイミグレ

ドア1枚くぐって駅舎に入るともうイミグレ(入出国管理)があります。

今回はマレーシアからタイに行くので、

マレーシアで出国

タイに入国

となりますがタイから入るなら、タイを出国してからマレーシアに入国するという流れに。

ちなみに、タイ側のパダンブサール駅は地図上で見るとここからかなり離れています。

また、実際の国境も300メートルほど先です。

僕は初めそのことを勘違いしてて、マレーシアのイミグレを済ませてから300メートルほど移動してタイのイミグレで手続きしてから乗り換えなきゃいけないんだろうと思っていたんですが違いました。

両方ともこの同じ駅舎中でできます。

ほとんど歩かなくても大丈夫です。

 

パダンベサール駅に到着したマレー鉄道の電車の写真
駅の内側では、もう出国審査が始まる。

タイとマレーシアの国境のパダンベサール駅のタイ側のイミグレの写真
タイ側のイミグレ|乗客がいなくなると閉めて無人になってしまう

 

マレーシアの出国も、タイの入国も同じ建物の中でできるし、ほんの数十メートルしかありません。

パスポートを持って、順番に歩いて行けば大丈夫です。

空港や、他の陸上の国境ポイントと違って、まさに電車を利用する旅行者のためだけのイミグレなので職員は電車の到着に合わせて勤務してるらしく、客がいなくなると別室に戻って行って休憩(昼寝)しちゃうので無人になってしまいます。

なので、ホームであまり時間つぶししてたりすると出入国できなくなる可能性もあるので、他の乗客と行動を合わせておいて方がいいでしょう。

 

フランソワ

間に合わなかったらどうしよう…(汗)

ポリフェノール

普通に歩いて行けば大丈夫。

駅員さんが誘導してくれるよ!

タイとマレーシアの国境のパダンベサール駅のタイ側の入国管理局の写真

 

マレーシア側でもタイ側でも出国審査はスムーズです。

違法に長期滞在してるか、指名手配されてない限りはパスポートにスタンプが押されてすぐ終了。

入国審査の方はちょっと時間がかかります。

入国カードを記入してパスポートと一緒に提出します。

 

タイとマレーシアの国境の入国管理局の注意書きの写真
入国審査用の注意事項の張り紙|タイ出入国管理

 

空港なんかの入国審査でもそうですが、一応条件があります。

パスポートの期限が6ヶ月以上あるか

ビザがない場合は出国用の飛行機のチケットなどがあるか

今夜泊るところはあるのか

滞在費として現金を(上の写真では1万バーツ)持っているか

といったことが審査されます。

例えば、空港のイミグレの場合は飛行機に乗って来た観光客ばかりなので、現金を持っていないってことが疑われることはほとんどありませんが、陸路の国境のイミグレはもっと厳しいです。

泊まるホテルなんかを聞かれることもありますが、寝台列車なのでここでは聞かれません。

その代わりに入国の目的や、その他いろいろ詳しく聞かれます。

たぶん暇なんじゃないかと…。

 

マレーシアの国境のパダンベサール駅の入国管理官の写真
早々と帰宅するタイのイミグレ職員

 

僕以外の外国人の旅行者もいろいろ聞かれてましたが、みんな無事に通過できたのであまり心配はしなくていいと思います。

ただし、職員のデスクの上に指名手配犯の写真がずら~って貼ってあるので悪いことをしていなくてもドキドキします。

たまたま“そっくりさん”が手配されてたらと思うと…

 

それと、普通は必ずある持ち物検査もここではありませんでした。

麻薬犬もいないし、誰かが変な葉っぱとか密輸してたらどうするんだろう…。

ま、こうゆう緩いところも東南アジアあるあるで魅力の一つなんですけどねw

 

タイとマレーシアの国境のイミグレで列車を待つ外国人観光客の写真
バンコク行きの列車を待つ乗客たち

 

マレーシア側からの到着の電車と、タイへの出発の列車は時間差があります。

なので、入国審査が終わった後は駅舎の中でそのまま待機します。

暇だったのででぶらぶら歩いてみることに。

 

タイとマレーシアの国境のパダンベサール駅のトイレの写真
パダンブサール駅のトイレ

 

トイレがあったんですが、なぜか南京錠がかかってました。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

あとは、めぼしい売店なんかも無くて何もすることはありません。

同じ駅のマレーシア側には売店があるんですが、出国しちゃったので戻ることは出来ず…。

イミグレの職員は誰もいなくなるので、戻っちゃってもバレないんですが何かあった時に「密入国者」って事になるとまずいので、おとなしく待ってました。

しばらくすると、タイの列車がやってくるので乗り込みます。

 

タイ国鉄に乗り換え

さっきのマレー鉄道の電車とはかなり雰囲気が違いますw

ま、これはこれで趣(おもむき)があって僕は好きなんですが♬

扇風機とかついてるし

マレーシアからタイのバンコクまで陸路で向かう鉄道の中の写真|タイ旅行
パダンブサール駅からバンコク駅まで乗り換えなしで行ける寝台列車の車内

 

パダンブサール駅からバンコクまでの時刻と運賃

パダンブサール駅からバンコク駅までの寝台列車の運賃は、車両クラスによって違いますが観光客向けのものだと、

 

870バーツ(約2900円)

パダンブサール駅出発 17:00

バンコク駅到着 翌朝10:10

所要時間は17時間10分となります。

チケットは割と早く売り切れるので、早めにタイ国鉄の予約サイトから購入されたらいいかもしれません。

でも、マレー鉄道と違って運行時間はかなりいい加減なので、もっと早く着いたりもします。

マレー鉄道からタイ国鉄に乗り換えてバンコクまで行く動画もあるので参考にされてください⇩

チャンネル登録や高評価もお待ちしています!!

クアラルンプールからバンコクまでの約21時間の列車の旅の超ショートムービー

 

タイ国鉄に乗ると、そこからバンコクまで約17時間の寝台列車の旅の始まりです。

乗り合わせた旅行者とワイワイやるもよし、景色を眺めるもよし、

あ、タイでは列車の中での飲酒が禁止なのでお酒を飲みたい場合はあらかじめ入手しておかなきゃなりません。

飲むなら酔わない程度にこっそりと。

マレー鉄道からタイ国鉄に乗り換えてバンコクまで向かう道中の写真|タイ旅行
バンコク行き列車の3等車は寝台ではないので座ったまま17時間過ごす

 

マレーシアの国境パダンブサールからバンコクまで行く列車の旅については、また書こうと思います。

地図上でパダンブサール駅を見るとこうなります⇩

 

いかがでしたか?!

今回はタイとマレーシアを行き来する時に通る【パダンブサール駅】と出入国審査についてご紹介しました。

 

夢とロマンあふれる列車の旅

 

きっと一生の思い出になること間違いなし。

あなたも機会があればぜひ挑戦してみてください!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました(^O^)

またお会いしましょう!!

 

ポリフェノール

 

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