海外旅行では珍しいものを食べる|バンコクのカオサン通りでサソリを食べてみた!【タイ旅行】
こんにちは!
旅と人が大好きな旅人、ポリフェノールです。
今回はタイはバンコクの超目玉スポットカオサン通りの記事です。
おみやげ買うもよし、マッサージしてもらいながら人波を眺めるもよし、飲み屋も多いので夜遊びしちゃうもよし。
いろんな楽しみ方ができます(-ω-)/
バンコクに行くならばぜひ、カオサン通りにもお越しあれ
(英語ではカオサンロードです)
カオサン通りへの行き方や、価格の相場などはこちらの記事にまとめてあります。
バンコクのカオサン通り
■ もくじ ■
ここは、特に夕方からタイの地元の若者らや世界中からのバックパッカーでごった返していく、超鬼混みの歩行者天国です。
(人混みがハンパないので、くれぐれもスリにはご用心ください)
カオサン通りとは
約300メートルほどの通りの両側に、観光客向けの屋台やマッサージ店や土産物屋、両替店や怪しげな店まで、まぁそれこそいろんなものが混在してます。
道の両側にぎっし~りと店が出てるんですが、道の幅が広いので一度に両側を見ながら進むのは無理です。
いったん片側を見ながら進んで、Uターンして戻るときに反対側を見るとスムーズ。
カオサン通り付近には安い宿もたくさんあるので、予算が限られている場合はこの近辺の安いホテルを探せば、1泊1000円~2000円代で泊まれます。
1泊1000円未満の激安ゲストハウスもありますが、あまりにも安い宿はバスルームが共同だったり宿泊客が夜中まで騒いでいたり、荷物の盗難など安全面もちょっと心配だったりするので、僕はそこそこの金額のホテルに泊まることにしてます。
1泊2000円(約500バーツ)も出せば、日本の普通のビジネスホテル以上と思えるようなホテルがバンコク市内にはたくさんあります。
カオサン通りも泊まるとこが多いので、この近くに泊まっているらしい手ぶらの観光客や家族連れもたくさんいます。
5〜6人くらいの、あきらかに家族と思しき団体がゾロゾロ歩いていたり、日本語で旅行の仲間と話しながら観光を楽しむ日本の人々もよく見かけます。
でも、あなたがもしも勇者でカオサン通り特有の雑多感を味わいなら、あえて近くの激安宿に泊まるという冒険に出てもいいかもしれません。
世界中から不思議な人(?)が集まってるだけに、賢者に会えるかもしれませんよw
夜は静かにゆっくりしたければ離れた場所に宿をとっておき、カオサン通りにはバスかタクシーで向かうのもいいですね。
バスはこんな感じで近場なら100円以下で乗れます。
タクシーも、距離によりますが300~500円くらいです。
最後にカオサン通りの地図も載せておくので、運転手に行き先が伝わらなかったら地図を拡大して見せてあげてください。
また、カオサンロードは『バックパッカーの聖地』と言われるだけあって、気軽に泊まれる安宿が多い一方で、マッサージ店やレストランはひっきりなしに訪れる観光客を目あてにちゃっかり【観光地価格】となっていることも多いです。
費用を抑えたければ、カオサンロードは見て歩く程度にしておいて、バンコクでも少し外れのほう、とくに市場に行くと楽しいですよ!
お土産も安く買えるし♪
ウィキペディアではカオサン通りがこのように説明されています。
外国人バックパッカーの溜まり場として知られる。「カオサン」とはタイ語で「白米」の意味だが、元々はこの周辺に米問屋が多かったことに由来する。300メートルほどの通りにはバックパッカー向けのホテルやゲストハウスが軒を連ね、レストラン、インターネットカフェ、旅行代理店、古本屋、ランドリー、衣料品店、土産物店等、旅行者に必要な店がずらりと並ぶ。
〈Wikipedia-「カオサン通り」より抜粋〉
要するに、カオサン通りは短い歩行者天国の両側にごちゃごちゃと何でも集まったバンコクの名所といった感じです。
日本でいうと東京のアメ横とか大阪の道頓堀、沖縄の那覇の国際通りみたいな感じかな~
カオサンロードをぶらぶら歩くと、あちこちで飲み屋とマッサージ店があるのに、他の国と比べると客引きがまったく「しつこく」ないです。
きっと強引に呼び込まなくても、自然と客が入るからだろうと思います。
上の写真のように、路上でいろんな土産物を売っているが強引に買わせられることもないので安心です。
安心してぶらぶら歩ける
そういうわけで、カオサン通りは人混みと喧騒から考えると、のんびり歩けるし街角で立ち止まっても不安は感じません。
マッサージ店でも、店内から穏やかに手招きされるくらいです。
いろんな屋台がひしめきあっているが、このカオサン通りの名物の一つがズバリ、昆虫のお菓子です。
屋台の台の上に、油で揚げられて(炒られた?)、テカテカになったコオロギやその他の不幸な虫たちが山のように積まれて販売されている。
この昆虫のお菓子、名物すぎて写真を撮るだけでも20バーツ(約70円)取ると表示している虫料理屋台もあります。
ちなみに20バーツってのは田舎に行けば炒飯が一皿食べられる金額。
安くないです…
カオサン通りで虫の料理を珍しがった外国人が、食べることは遠慮するものの写真だけ撮ってずらかることが続いたのかもしれませんなぁ。
さらにちなみに、タイでは虫の料理は決して珍しいものではなく、どこに行っても売られているので、その気になればカオサン通りじゃなくてもいつでも食べることができます。
それで今回は、タイ国内でも他ではなかなか食べられない【虫】を食べてみようかと探してみました。
出ました、東南アジアのサソリ!
日本ではまずめったに食べられません。
というかタイでも野生のサソリはなかなか見られません。
以前、タイのカンチャナブリーに戦場にかける橋でおなじみのクエー川の橋を見に行った帰り道に道端で野生のサソリが車に踏まれて煎餅みたいにペチャンコになっているのを見た以来、サソリを見たのは久々でした。
ほんで、ここカオサン通りの道端でサソリを売っていたのは、やや少数民族っぽい感じのする綺麗な若い女性でした。
僕は普段、タイでは英語か片言のタイ語で会話して生きてますが、サソリをカオサン通りで売ってたこのお姉さんにはどちらもイマイチ通じなかったので、おそらくかなりの田舎から出てきたのだと思います。
トレーの上にプラモデルの拳銃のように真っ黒に焼き上げれられたサソリが、串に刺されて並べられてました。
それをまるで、野球のスタジアムでビールを売っているようにして彼女は歩いてました。
料理も彼女がしたのかなぁ…
お値段150バーツ
観光地で歩いてるタイプの売り子はみんなそうですが、お値段は交渉制です。
相手の言い値からの値引き交渉は必須。
粘ればたいてい半額くらいには落とせます。
これが、サソリの現物。
じゃ~ん!!
サソリお姉さんに1匹いくらか聴くと、はにかみながら「150バーツ」という返事。
「ร้อยห้าสิบบาท」(150バーツ)
150バーツは日本円では約740円です。
ちょい高い…
あとでネット検索したら、日本でサソリはオークションで1000〜2000円で取り引きされているモノもいるので、それでも安いといえば安いのかもしれない。
でも、ここ(タイ王国)で150バーツというと、タイでは多くのコンビニやカフェの時給が50バーツ(約180円)なので、バイトスタッフの3時間分の給料です。
サソリ1匹でご当地の労働3時間の金額はちょっと高いと思いつつ、値切ってみます。
こういう売り子の場合、地方の若者が首都に出てきて宿泊しながら観光地で稼いでいるか、日帰りで毎日帰る場合もあります。
そして、売上のほとんど(もしくは全額)を親に手渡す場合もあるという。
もしくは田舎から都会に引っ越してきて寮に入って学校に通いながら「夜のバイト」をしているということもある。
僕は値切るとしても、そうした背景を「加算」した金額で買うことにしてます。
本当に安く買いたければショッピングセンターやスーパーで買うのが確実で、道端の売り子から買うのは、触れ合いを楽しみたいからです。
という感じでイケメンの笑顔を武器に(ココ重要!)値切ってみたら、思いがけないことに一気に「50バーツ」に値下がりしました。
3分の1!
この50バーツってのは下の写真のように、屋台なんかでパッタイ(タイ風焼きそば)やカオパット(炒飯)を大盛りで1皿食べる値段です。田舎ならおつりが来ちゃいます。
実際サソリを食べた後、この写真の屋台で焼きそばを1皿買って食べたけど50バーツだでした。
もちろん撮影許可は頂いてます。(^^ゞ
もしかすると、サソリはさらに値切ればもっと下げられたかもしれないけど、まだ田舎のにおいのする純粋無垢なサソリお姉さんに、それ以上言うのはかわいそうだったので50バーツで買うことにしました。
(ポリフェノールは女性には急に気が弱くなるのです)
お金を渡してから、ズラリと並べられているサソリの写真も撮ってもよいか確認してから撮影しました。
しかも僕が写真を撮りやすいようにサソリを綺麗に並べ替えてトレーを構え直してくれました。
優しい…
そう、田舎の人は心が優しいんです。
どうかバンコクの都会に染まらずそのままの君でいてください。
サソリの味はいかに
まずは人生初の焼きサソリをじ〜っとしばし眺めてました。
縁日で買った光ってる「りんご飴」も持ってるような感覚。
できればこのまま日本まで持って帰りたいとも思ったけれど、そういうわけにもいかないですね。
う~ん、下駄箱とかで誰かの靴に入れてみたい…
でも持って帰っても、恐らく日本に帰国する頃にはスーツケースの中でばらばらに解体されてしまうことだろう。
まずはハサミから食べることにします
硬い…
とても硬い
揚げたサワガニのハサミをイメージしてましたが、全く及ばないほどサソリのハサミは頑固だった。
さすがはスコーピオン
一筋縄にはいかないか
仕方なくハサミを取っ払って胴体へ…
まぁまぁの食感
上品に言うなら、揚げたエビのような感じといえば伝わりやすいだろうか。
といってもサソリは肉の部分がエビとは比べ物にならないほど少ないので、かろうじて身の部分を探せるくらいでした。
はっきり言うと、焼きそばや炒飯といった屋台メシの方がはるかに旨い…
それでも「タイでサソリを食べた」という、聞こえのいい武勇伝はとりあえず出来たわけで、不思議な充実感が残ったのでありました。
バンコクのカオサン通りの写真です
さて、カオサン通りで撮りためた写真を下に載せておきますので、良かったらご覧ください。
誰かの顔が写っているものは他の写真と同じく、撮影許可を取ってから撮っています(‘◇’)ゞ
小さな子供も家計を支えるために、夜中まで一生懸命に働いています。
足の踏み場もないくらいになります。
衛生面の心配もあるので、慣れてない人は屋台の怪しい飲料はやめておいた方がいいかも…
炭で目の前で焼いてるので、不味いはずがありませんw
30~50バーツで、いろいろB級グルメやおやつが買えます。
カオサン通りの場所の地図はこちらです。
行き方は簡単ですので、ぜひ行ってみてください。
(^O^)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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ポリフェノールヽ(^。^)ノ