バンコク観光は天気が良ければ街歩きもお勧め!でも夜中にホテルのシャワーで感電する事件が【タイ旅行】
タイに旅行に行ったら何をしたいですか?
バンコクなら、ショッピングセンターの集まるサイアム付近で買い物したり、カオサン通りをぶらぶらしたり。
見どころの多い王宮の近くに行くのもお勧めです。
でも、天気がよかったら、どのガイドブックに載っていない裏道を歩いてみるのもいいかもしれません。
ホテルの近くのちょっとした小道を入るだけで、タイの人々の日常の生活をかいま見ることができます。
海外旅行では、そんな楽しみ方もいいんじゃないでしょうか。
※安全には気を付けてください。バンコクは比較的治安はいいですが、誰もいない路地ではなく普通の人がいる所に明るいうちに行くようにしてください。
今回は、バンコクの
「普通の景色」
の話だよ!!!
入国後はすべてがタイ
■ もくじ ■
日本からタイに行く場合、スワンナプーム国際空港かドンムアン空港に到着する方がほとんどだと思います。
空港で両替したり、スマホのSIMカードなんかを用意したら、あとは電車かタクシーに乗って市内へ。
もうこの時点で気分はウッキウキですよね!
僕も、初めてタイに行って空港からMRT(電車)に乗って街を眺めた日のことを、今でもはっきり覚えています。
渋滞が多くて、でもちゃんと流れている道路。
日本では考えられないようなバイクの多さ。
高層ビルや派手なショッピングセンター…。
その中でも特に印象的だったのが、バンコクには「普通の景色もたくさんある」という事でした。
つまり、観光客向けのエリアだけでなく、現地の人たちの生活エリアがすぐそばにあるんです。
東京で例えるなら下町みたいな…
そこには現地の人々の日常の暮らしがあります。
安ホテルのメリット
僕はバンコクでは、よく安ホテルに泊まります。
1泊1500円くらいで朝食付きの格安ホテル。
立地条件が悪いので、観光スポットや駅から離れてたりしますが、メリットもあります。
まずは費用を抑えて滞在日数を伸ばしたり、余った予算を食事や観光にあてられること。
そして、あえて不便な場所に泊まることで、移動する時にいろいろ現地の日常の風景を見られるというメリットもあります。
もしも立地条件の良いホテルならば、ガイドブックに載ってる観光地に直行して回るだけで終わって、路地裏や民家を眺める機会はないかもしれません。
まずは腹ごしらえ
上の写真は、朝食付きの格安ホテルに泊まった時にレストランまでの迎えのトゥクトゥクに乗った時のもの。
ホテルから離れているレストランでの食事だったので、毎朝迎えがホテルの前に来ては連れてってくれるという仕組み。
ごく普通の生活路地を走り抜けていきました。
朝食を食べたら一眼レフと三脚を担いで散策に出かけるつもりで、ガンガン食べます。
ちなみに、契約ホテルのチケットがなくても〔99バーツで食べられる〕とトゥクトゥクに張り出されていたので、誰でも約350円で朝食がとれるがレストランでした。
BTSのナーナー駅のすぐ近くのホテルでした。
こんなところです。
350円程度の朝食がどんなものかというと、
上の写真に加えて、オムレツかスクランブルエッグを注文するとその場で作ってくれます。ゆで卵もあり。
トーストにジャム、ウインナーやベーコン、何種類かの果物が基本のようで、ジュースを何種類かと牛乳、コーヒーか紅茶。
高級ホテルのような豪華さはないものの、好きなだけ”おかわり”ができるのがうれしいですよね。
バンコクには、こういう朝食がついて1泊1500円というホテルがたくさんあります。
ということは1週間泊まっても1万円ちょっとです。
飛行機代を成田か関空からバンコクまで往復3万円だとすると、宿泊費を入れても4万円。
それと朝食代がかからないとなれば、あとは昼食と夕食代と観光費とおみやげ代があれば、かなり遊べます。
タイの人ってのんびりしてるので、観光客を「お客様」扱いはしません。
きっと、遠くから来た友達みたいな感覚なんでしょう。
このトゥクトゥクの運ちゃんも、僕の食事中はレストランの横にトゥクトゥクを停めてすぐそばでウエイターと冗談を言いながらコーヒーを飲んでゆっくりしてました。
日本だったら迎えの運転手が「お客様」と同じ空間で休憩してるなんて、あまりないですよね。
僕はこうゆう東南アジアらしさも、飾らない素朴さって考えて、むしろ楽しむようにしています。
朝食の帰り道
帰り道も同じ道なんですが、少し時間をずらすだけで景色が違って見えます。
屋台で飲み物やお菓子を買ってる人たちや、学校に行く子供たち、通勤に出る大人たち。
路地裏って、観光地では見れない、こういう外国の日常の姿が見られるので好きなんです。
下の写真は、後から聞いたら韓国から旅行に来た学生たちでした。
タイの旅行は日本人にも人気がありますが、韓国や中国からもたくさん観光客が来ています。
食堂やお土産屋さんなんかで、他の国から来た観光客に気軽に話しかけてみるのも楽しいですよ~
路地裏を歩いてると、マッサージ店があったり駄菓子屋があったりします。
また、タイは美容大国でもあります。
下の写真は「ヘアー&ビューティーサロン」って書いてある通り美容院兼エステでした。
けっこう奥まった路地にもこんなお店があります。
ただ、夜になると別の店に早変わりして怪しげなお姉さんたちが客引きしてたので、そういう意味でわざわざ奥まったとことに店を出しているのかも…。
タイは夜遊びスポットもたくさんあるりますね~
バンコクはタイの中でも給料とか物価が高くて、かなりいい暮らしをしてます。
といっても、その日その日を懸命に暮らしている人もまだまだ多いです。
(地方ではもっと多いですが)
自分で仕入れをして道端で行商したり、資源物を集めてお金に換えて生計を立てている人もよく見かけます。
それでも不思議なことに、みんな笑顔で生きています。
近所のおばちゃん同士でおしゃべりに花を咲かせたり、のんび~り昼寝したり。
きっと先のことをあまり悩まない国民性なんでしょうね。
夜食はコンビニでもじゅうぶん
小腹が空いたとき
タイには、あっちこちに屋台があるので食べ歩いてもいいですし、コンビニやスーパーで買ってくるのもお勧めです。
屋台よりも食品が衛生的だし、タイならではのお菓子やカップラーメンもけっこうイケます。
下の写真はセブンンイレブンのソーセージ。
バンコクには、日本と同じくらいの間隔でコンビニがあります。
コンビニで売ってるソーセージは長いんですが、ハサミで器用にチョキチョキ切って、竹串とケチャップを付けてくれます。
タイではこんな感じで、食べ物をビニール袋に直接入れて渡されることが多いです。
これがビールによく合うんですよね~。
そうそう、タイはビールが安いです。
日本の半分くらいの価格で買えますし、味もさほど変わんないです(#^.^#)
夜食にと思ってスーパーで買ったロール(?)パン。
タイは辛い料理が多いので、舌と胃がちょっと疲れたらパン系を食べるのもいいですよ~
それと、大抵の大きなスーパーには「サラダバー」みたいなのがあって、袋に詰め放題で量り売りしてくれます。
好きな野菜を入れて店員さんに渡すと、重さをはかって値札を付けてくれるので、あとはレジにもってけば買えます。
シャワーしてたら
感電しちゃった!
そして感電事件の発生!
タイだけじゃなくて、東南アジア全体を旅行中にありがちなアクシデントを一つご紹介します。
この記事でご紹介した、朝食付きでも1泊1500円クラスの安ホテル。
朝飯がセットでも1500円だなんて、日本じゃまず考えられないような安さですよね。
こういうホテルは、だいたい洗面台とシャワーとトイレが同じ空間での一体型になってます。
シャワーのすぐ横にトイレがあるので、シャワー後にはその辺りが全部ずぶ濡れになってることも…。
と、それぐらいはホテルの値段を考えると「まぁいっかぁ~」って感じなんですが、手抜き工事がしてあったり、配線の不具合で感電することがよくあります。
タイのホテルのシャワーの使い方
上の写真をご覧ください。
シャワーの温熱機(湯沸し器?)の斜め下あたりに蛇口があって、電源を入れてこれをひねると、お湯が出る仕組みです。
本体中央にあるダイヤルっぽいものは、温度調節のダイヤルです。
下の写真の矢印の先が蛇口なんですが、この部屋のは電源を入れてひねると
200V感電しました
もともと手抜き工事だったのか、タイル壁の奥のシャワーの回線の電線ケーブルをネズミがかじったのかは分かりませんが、水道管に電気が流れる仕組みになっちゃったんだと思います。
シャワーの電源を切ると感電しなくなりました。
これぞ、東南アジアあるある…。
何泊かしましたが、蛇口をひねってから電源を入れてお湯を出しっぱなしにして、シャワーが終わったら電源を消してから蛇口を止めるという方法で何とかしのぎました。
どうしても我慢できなければ、ホテルのフロントに部屋を変えてもらうように交渉してもいいんですが、旅をしてるとこの程度のことは慣れちゃうので、僕の場合は気にせずにいました。
ただ、タイを含め東南アジア諸国の電圧は、ほぼ200ボルトです。
(台湾は100ボルトです)
感電すると、けっこう平気じゃいられません。
具体的にいうと
『ぐわぁぁぁっ!』
って感じで驚きと電気ショックがきます。
男性なら怪我はしない程度ですが、水は電気を通しやすいのでシャワー中の感電はやっぱり心配。
特に、貴方が【か弱いレディ】ならば、無理はせずに部屋をチェンジしてもらった方がいいかもしれませんね。
※2017年にはタイのプーケットのホテルの浴室を清掃していた、ミャンマー人の従業員のご夫婦が感電で亡くなったという事故がありました。くれぐれもご注意ください。
他にもバスタブはあるものの、栓が壊れててお湯が貯められないとか、エアコンが壊れてるとかいろいろあります。
そんなアクシデントも楽しんじゃいましょう!
きっと帰国した後はいい思い出になると思いますw
感電で思い出しましたが、タイでは道路に切れた電線が垂れ下がってることがあります。
大変危険なので、けっして手を触れたり近づいたりしないようにして下さい。
東南アジアのホームレスの人たち
バンコクでは路上生活をしている人も多く見かけます。
観光客、特に日本人だと群がってきてお金をせがまれることも。
そういうグループには近くに元締めがいて見張っていることが多いです。
善意で誰かに渡したとしても、後でしっかり巻き上げられるとか。
不幸を演出するために、わざと貧困地帯からやせた子供を誘拐してきたり買い取ってきたりすることもあって、社会問題になったこともあります。
そういったビジネスが成り立たないようにするため、かわいそうですが僕はお金を渡さないようにしています。
ぼったくりタクシーには注意して
最後に一つだけ
街歩きのご注意として、ぼったくりタクシーがあります。
カメラを持って歩いてると、タクシーを停めてずっと歩きながら付いてきて乗れ乗れと勧誘しますが、絶対に乗らない方がいいです。
まじめに仕事をしてるタクシー運転手はそんな声かけはしません。
乗るなら、走っているタクシーを手を挙げてとめるか、ちゃんとしたホテルのロビーで呼んでもらうか、グラブタクシーを使うかして下さい。
特に、いいホテルでは宿泊客でなくても泊まってもドアボーイに「タクシープリーズ」と言えば、たいてい呼んでくれます。
そういうホテルに出入りしているタクシーは比較的、料金トラブルのリスクが少ないです。
とはいえ、もしもメーターが改造されてそうだとか、運転手の言動が怪しいなどの異変を感じたら、すぐに降りるようにしましょう。
さて、今回はバンコクを街歩きして人々の日常の暮らしを見るというお話でした。
あなたの旅が、最初から最後まで楽しいものとなることを願っています。
またお会いしましょう!!
ポリフェノール