バンコクからトラート県のクート島への行き方を徹底解説!バスとフェリーで美しい秘島まで簡単に行こう【タイ旅行】
こんにちは!
旅と人と食事が大好きなポリフェノールです(^-^)
この記事にたどり着いたあなたは、きっと次回の海外旅行の行き先を迷っているか、すでに島巡りにスポットを当ててリサーチしている方でしょうか。
タイにはたくさんの美しい島がありますが、それぞれに良いところがあります。有名な観光地もいいですが、ちょっと行きにくい秘境の旅は、あなたの一生の思い出になること間違いなし!
この記事では、バスとフェリーを使ってクート島に行く方法を、どこよりも詳しく徹底解説します。詳しく書いていたら、つい9000文字近い内容になってしまいましたが、タイ国内は基本的にバスもフェリーも利用方法は同じです。他の島に行く際にも応用できる情報が満載なので、必ずあなたの役に立つはずです。
クート島に行こう!
■ もくじ ■
クート島をタイ語で書くと、
เกาะ島+กูดクート=
เกาะกูด コ、クート
となります。
『コ、クート』の最後のトの音は、言うか言わないかくらいにぼやかすと本場のタイ語っぽくなって伝わりやすいです。
せっかく島に狙いを定めているあなたのために、まず初めに島選びのコツを簡単にご紹介します。
参考になるとうれしいです!
メジャーな島とマイナーな島、どっちにする?!
・人気の離島のメリット
行きやすい(交通手段や現地の情報が充実している)
ホテルや観光客向けのショップが多い
現地人が観光客慣れしているので、英語が通じる(場合によっては米ドルも使えます)
・人気の離島のデメリット
観光客が多すぎて混雑している
観光客目当てのぼったくりが多い(特にタクシーやお土産屋)
夜中まで不良外人が騒いでいる
・マイナーな離島のメリット
観光客が少なくて静か
島の中があまり開発されていないので、穏やかなビーチでくつろげる。
ぼったくりが少ない(そもそも訪れた人から搾り取ろうなんて考えない)
・マイナーな離島のデメリット
行きにくい(観光客向けの交通手段や現地の情報が少ない)
ホテルやショップが少ない
英語が通じない…
ざっと上げると、こんなところでしょうか。
両方にいいところと悪いところがあるので、ぜひよく選んで思い出に残る旅にしましょう!
タイのクート島
今回ご紹介するのは、タイのトラート県にあるクート島の行き方と帰り方。
クート島は小さな秘島で、まだあまり観光客も多くない、まさに静かな秘島です。
バンコクのエカマイバスターミナルから出発
トラートには空港もあるので、日本からバンコクのドンムアン空港かスワンナプーム空港まで行ってから国内線に乗り換えてトラートまで飛行機で直接行くという手もありますが、今回はバンコクから陸路で行く方法のご説明を…
エカマイ東バスターミナルは、バンコクの地下鉄で「エカマイ駅」まで行き、降りて徒歩すぐのところです。
迷わなければ3~5分くらい。
僕はこのバスターミナルから長距離バスに乗る場合は、前日にチケットを買ってから近くのホテルで一泊して、翌日の朝にゆっくり出発することにしてます。
でも、時間がなければそのまま乗ってもOKです。
バスターミナルに入ると、行き先ごとにズラーッとチケットカウンターが並んでいます。
行きたい方面のカウンターで、目的地と人数と出発時間を言えばすぐ買えます。
あらかじめ【目的地・人数・出発時間】紙に書いておくと伝わりやすいですよ🎵
もしも文字が読めなくて困ったら、適当な窓口に行ってそのメモを見せるだけで大丈夫です!
対応してくれる窓口を指さして教えてくれます。
それよりも、大きなバスターミナルには高いチケットを買わせようとするバイヤーがいるので、向こうから声をかけてくる場合は注意した方がいいです。
例えばこのおっちゃんは、チケットカウンタ―の前で大声で
「パタヤ!パタヤ~!!」って叫んでましたが、パタヤ以外のバスも仲介してるようで、立ち止まると行き先とかいろいろ聞いてきます。
たくさんチケットカウンターがある中で、このおっちゃんだけが客引きしてたので、関わらないことにしました。
素通りしてトラート行きのカウンターに行きます。
タイの文字と英語で「トラート」って書いてあって、
横に230バーツという価格もちゃんと書かれてます。
日本円だと、約830円です。
(その日のレートによります)
バンコクのエカマイ東バスターミナルからトラートバスターミナルまでグーグルマップで経路検索すると313㎞になるので、日本言うなら東京駅から郡山、もしくは浜松よりも遠いですが、この距離でこの価格は激安ですよね!
(料金が激安なぶん、乗り心地とサービスはちょっとw)
それにしても、チケットを買う場合には行き先と料金が看板に明示されてるところで買うと安心です。
中に待合室もあるので、しばらくなら時間もつぶせます。
ただし、野球場にあるような椅子なので長時間座るとおしりが痛いです(汗)
ひっきりなしに乗客がやって来てはバスに乗って出発してきます。
内部構造はこんな感じです。
エカマイ東バスターミナルの内部
主に、「チケットカウンターと待合室」そして「バス乗り場と売店」の二部構成です。
では、さっきの窓口で乗車券を購入します。
バンコクからトラート行きのバスのチケット
書いてあるのは〈行き先・乗り場・日時・料金・電話番号〉などです。
タイは鉄道や長距離バスだとパスポートを提示しなきゃいけない場合もありますが、今回は不要でした。
う~ん、それにしても安い…
あらかじめバスの乗り場の確認を
何番から乗るのか乗り場の番号がチケットに書いてありますが、時間があれば念のため乗り場を実際に見ておいてください。
後から焦らずにすみます。
下見と気持ちの余裕、コレ大事…。
さて、13番の乗り場に来てみると、〔EKKAMAI-TRAT〕と表示されているので、ここで間違いないですね。
でも、まれ~に乗り場が急に変更になる場合もあるのでご注意ください。
トラートバスターミナルへ到着
途中でサービスエリアでの休憩を挟みますが、乗り換えなしで着きます。
なのでバスの中では寝ていても大丈夫です。
※休憩中は手荷物を肌身離さずに持っていてください。また、よく似たバスが数台停まることあるので違うバスに間違って乗らないようにナンバー等を覚えておくようにしてください。
わりと小さなバスターミナルですが、あちこちからバスが発着しています。
トラートバスターミナルからレムソック港へ
トラートバスターミナルからフェリー乗り場まで一番安く行くには〔TRAT-LEAM SOK〕と表示されている25番乗り場からのミニバスに乗ればいいらしいんですが、この日は出たばかりで間に合わず…
仕方なく交渉制のソンテウに200バーツで乗りました。
あと、以前はこのバスターミナルでフェリーのチケットも買えたようですが、今はないようです。
ソンテウからの景色もいいもんで、後ろから走っては追い抜いていく車を見ながら乗っていたら、30分くらいでフェリー乗り場の近くに到着。
「いったん、ここで降りてチケットを買ってちょい」
と言うので、言われるままにチケットを購入。
片道500バーツでした。
バンコクから313Kmバスで走って230バーツだったことを考えると、
けっこう高い…
ちなみに、フェリーのチケットを買う時に泊まるホテルの名前を聞かれて、記入されます。
実はこれには深~いワケがあるんですが、後ほどお話しますね~
実際のチケットがこちら
レムソックからクート島までのフェリーチケット
〔Leam sok – Ko Kut 〕と書いてありますね。
13:00の出発だったので、少し時間がありました。
レムソック港は地図で見るとココです!
フェリー乗り場では、他にも乗船客がたくさんいて待ってたので、僕も焼き鳥を食べながら待つことに。
クート島行きフェリー
KO KUT EXPRESSという船に乗ります。
コンクリートの階段を少し降りて、細い架け橋を渡って船に乗るんですが、大きな荷物を持ってたので落とさないかとちょっと焦りました。
もう一つのクート島行きのフェリー
じつは、こっちの方が安いです。
が、島のホテルが客のチケットを団体で買い占めてるらしく、一般人にはなかなか手に入らないとか…。残念。
フェリーは快適です。
室内はエアコンもついてて涼しいですが、デッキで海の景色を楽しむのもいいと思います。
(/・ω・)/
しばらくしてクート島の船着き場に到着!!
クート島のフェリー乗り場
フェリー乗り場というより、木の桟橋でできた簡単な船着き場です。
実にのどかでした。
足元は木製のスノコみたいになっていて、隙間があります。
そこから下を見ると魚がうようよ泳いでますよ~
ただ、時々大きめの隙間があるので、くれぐれもスマホなんかを落とさないようにしてください。
二度と会えなくなっちゃいます…。
フェリーを降りたらソンテウが待ってます。
このソンテウは島のどのホテルに行くとしても無料で乗れます。
無料というより、フェリーの代金に含まれてるみたいで、どんなに遠い宿でもお金は取られません。
フェリーのチケットにホテルの名前が書いてあるので、これを見せるだけで連れてってくれるというシステム。
やっぱりコンボチケットなんでしょうね~。
縦一列に並んで待ってるソンテウを仕切ってる女海賊みたいなおばちゃんにホテルの名前を言うかチケットを見せて、あとは指さされた車に乗るって段取りです。
クート島に到着した時も、帰り道も同じこの道を通ります。
クート島観光を終えた後の帰り道
島の中の様子やお勧めスポットはまた別に書きます。
帰りたくないけど帰らなきゃならない。
正直言って、
こんなに帰りたくない島は初めてでした。
帰りのフェリーのチケットの買い方と価格
クート島には旅行代理店なんか無いんですが、心配はいりません。
どこのホテルやコテージでも帰り道のチケットが買えます。
この記事を読んでくれている大好きなあなたのために、値段表も載せときますね♪
トラートまで帰るのであれば500バーツです。
ちなみに、この500バーツにはトラートバスターミナルまでのソンテウの運賃もふくまれてました。
バンコクまで帰るのであれば、900バーツでバス代も含まれたチケットが買えます。
ちなみにこの表があっていれば、12:00の船に乗っても夕方20:00にバンコクに着くことになります。(タイのバスはよく遅れますが)
なので、予定に合わせて都合の良いチケットを選びましょう。
帰りのチケット
朝ご飯を食べて少しゆっくりしたかったので、僕は12:00出発の船にしました。
船の時間に合わせて迎えのソンテウが来るので、教えらえた時間にホテルの前で待機します。
あとは、来た道を引き返すだけです。
めちゃくちゃいい島だったので、ちょっと寂しいですが…。(´;ω;`)
最高の島めぐり
フェリーから見る海は本当に青いです。
ちなみに上の写真はスウェーデンから来た若者たちで、僕も一緒にビールを飲んで騒いでましたw
本当に秘島の旅は誰とでも仲良くなれる出会いがあります。
海もプールの水よりも澄んで青いし。
やっぱりまだあまり観光客が多くない秘島に来て良かった。
潮風が感じられるデッキもありますし、
エアコンの効いた室内もあります。
もしもの時の防災設備も整っていて、非常口の案内の表示もありました。
そろそろレムソックに到着です。
トラートバスターミナルに戻るか、バンコクまで帰るかご予定にあわせてどうぞ(-ω-)/
いかがでしたか?(^^ゞ
クート島はバンコクからは距離があってちょっと行きづらい離島ですが、それだけ秘境感も十分楽しめる超おすすめの島です。
次回の旅行であなたも行ってみませんか?
こちらの動画もご覧ください φ(..)メモメモ
最後まで読んでいただきまして、本当に本当にありがとうございました。
では、またお会いしましょう!!
ポリフェノール (-ω-)/
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