コロナショックとウクライナ戦争で金相場が上昇中!投資で事前に買ってた人は大儲け|ただし今後の大不況を考えると売却はガマン
長期化するコロナ禍で空前の大不況が…
すでに失業者数とコロナ倒産も膨大な数へと膨らみ続け、各国で新たな変異種が発見されたり、ワクチン接種後の安全性についても十分な検証が難しい現状の中で、今後の経済から目が離せません。
経済が落ち込みそうになると上昇するのが金相場ですよね。
ごく簡単に考えると、ハイパーインフレが来た時に現金が役に立たなくなるため、資産を現金や貯金ではなく貴金属などに換えておいて「いざという時」に備えるということ。
長引く大不況の中では個人で生き抜く強さが、今まで以上に必要になるでしょう。
現金を絵画や骨とう品などに換える方法もありますが、やはり非常時に役に立つのは金(ゴールド)ですよね。
小さくて持ち運びにも困りませんし、現金と違って価値がゼロになることもないので。
そんな「金」の価格が、コロナショックの中で上昇を続けています。
僕は20年以上コツコツと金とプラチナを買い続けていますが、もし今売却すれば結構な金額になります。
それでも売らない理由とは…
金の価格が2022年に7千円越え
■ もくじ ■
2022年7月31日の時点で金の小売価格は
1g8,407円
コロナショックの前、2019年は4000~5000円台だったので、その頃に買っておいたならば相当な利益が出ることになりますよね。
また、僕が「金」を買い始めたのが今から20年以上も前。
2000年の金の価格の相場はとても安く、1gでなんと1000円を下回る事もありました。
(ドル⇒円の為替の事情も含みますが)
およそ20年の価格変動による利益
仮に2000年頃に100万円を「金」に換えて保管していたとして、今のコロナ禍で幾らの価値になるか分かりやすく計算してみるとこうなります。
ポイントは【20年前・100万円・現在の価値】の3つだよ!
100万円を金に換える
1g1000円なので、100万円÷1000=1000g
1000gの価値は、1000g×8,400円=840万円
(2022年7月現在)
ということで、100万円が20年で840万円になっているということに。
銀行や郵貯に100万円を定期貯金で預けても、税金も引かれて1年間で金利は千円ちょっとですから、極めて増加率の大きな貯蓄といえますね。
プラチナの価格はいまいち
金と同じく貴金属の投資で人気があるのがプラチナですが、プラチナについて言えばあまり利益は大きくないのが現状です。というかリスクも高い。
2022年7月31日現在で、小売価格は1gが4,312円。
コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年4月には3000円を切ったこともありました。
また、20年前では2000円前後だったのですが、その後徐々に上昇して2008年に7000円を超えたことも。当時はプラチナも価格の上昇が続くだろうと考えていた人も多く、この頃に買っていた人は今売却するとかなり損失が出ることになります。
ざっくりと振り返るとこういった訳で、プラチナは金と比べると長期的な投資としては魅力が落ちると考えています。その代わり、短期的な売買でなら利益を出すことも可能だと思います。
貴金属投資の3つの目的
現金を貴金属に換えて投資する人の目的は大きく分けて3つあります。
1短期的な価格の変動で安い時に買って高く時に売り利益を出す。
2インフレなどの現金が役に立たなくなった時の保険とする。
3失業や経済的な困窮や子供の学費などへの備え。
僕の場合は2の現金の価格が下落した際のためなので、今後まさに役に立つかもしれないと思っています。
もしも現在の相場で、所有している金を現金化すればかなりの財産となりますが、やはりコロナショックの今後が読めません。
ハイパーインフレが来て、現金の価値がぐっと下がることも視野に入れているので、その時のためにとっておこうと…
もしも現金の価値が暴落すれば貯金通帳もタンスのへそくりも紙くずになりますが、金のような現物は価値がゼロにはなりませんから。
※投資にはメリットもありますが必ずリスクが伴います。大事なお金を、株や貴金属などに投資する際にはくれぐれもデメリットも考えて慎重にされて下さい。
現在の段階でインフレに備えて金を購入しようと考えておられる方もいらっしゃるとは思いますが、正直どのように相場が動くかは分かりません。
リスクを伴う投資よりも、副業をしたり自分でできるビジネスを始めるなどして堅実な備えをした方がむしろ賢明かもしれませんね。
ポリフェノール
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