ゆで卵と旅をする海外列車の旅!ローカル鉄道の田舎行き格安チケット片手に車窓を楽しむという最高の贅沢【タイ旅行】
鉄道の旅はお好きですか?
素朴なローカル列車に揺られながら、のんびりと車窓を眺めるもよし、ふと降りたった駅の食堂で食事を楽しむもよし、列車内で出会った人達と仲良くなっちゃうという独特の楽しみ方もできます。
僕は列車に乗る時には必ず遠足気分でおやつとか食料を持って行きますが、ゆで卵は鉄板のおやつになります。
簡単に作れるし、持ち運びも楽ですもん~
今回はゆで卵と行く海外列車の旅のお話です!
ゆで卵を持って列車に乗り込もう!!
遠足気分で栄養価もバッチリなのだ!
途中でおなかが空いても安心だね!
タイ国鉄のローカル線で行く鉄道の旅
■ もくじ ■
こんにちわ!
鉄道旅行が大好きなポリフェノールです!
飛行機でひとっ飛びの旅もいいですが、時間があれば鉄道でのんびりと窓の外を眺めながら旅をするのも、またひと味違う感動がありますよね。
特に東南アジアなどの海外では、各駅停車や急行に近いダイヤが主流だったりするので、日本とは違った情緒あるゆったりとした旅が楽しめます。
時間がかかる分、列車の中で現地の人たちと親しくなって言葉を教えてもらったりできるのも列車の旅ならではの楽しみ方。
そんな時に役に立つのが〈おやつ〉です。
日本でも修学旅行や遠足で出かける時に、電車とかバスの車内でおやつを回したりしますよね。
それは外国でもおんなじです。
食べ物を分け合えば、これすなわち【トモダチ】の始まりです!!
ゆで卵は鉄板のおやつ
どこの国でも、少し大きめの駅の待合室にはたいてい売店があります。
そこで現地のお菓子を買いこんで列車に乗ってもいいんですが、ここはちょっとだけ工夫をするとウケが抜群に良くなります。
僕は時間があれば、事前にゆで卵を作って旅に持ってきます。
それも自分用のを含めて、ちょっと多めに…。
作り方も簡単ですし、生卵はどの国でも安くてすぐ買えます。
列車で遠出する前日くらいに10個くらいまとめて買ってきて、ホテルの厨房で作ってもらったり。
※水から12~15分くらい茹でますが、暑い国だと半熟にすると食中毒が怖いので、長めに茹でて完熟のゆで卵にします。また、早めに食べた方が安心です。
車内で殻をむくのがひと手間なんですが、ゆで卵は頭に超が付く栄養食です。
小腹が空いた時のおやつにもいいし、時間がなくて食事がとれない時にも重宝します。
さらに、車内で配るとみんな喜んじゃうんです!
やっぱりゆで卵って世界共通なんですね~
そこから会話が弾んで現地のお得な情報を教えてくれることも。
例えば、ベトナムの田舎を旅してた時に列車の中で食べ物を分け合って仲良くなった人たちがいて、目的地に降りた後の移動手段がなくて困ってるって言ったら、わざわざ電話してミニバスを駅前まで呼んで乗せてくれた。なんてこともあります。
ガイドブックには載ってない貴重な情報も、打ち解けることで話してくれたりすることもあるんですよね。
タイ国鉄で戦場にかける橋を見に、チョンブリ駅からカンチャナブリー駅まで
今回はバンコクから日帰りで行ける、カンチャナブリーへ列車で行きました。
戦場にかける橋で有名な場所で、バスでも行けるんですがここはやはり鉄道で行きたいところ。
ただし、本数が少ないうえに通常はカンチャナブリ-行きの列車はバンコク駅から出なくて、近くの「チョンブリー駅」から乗車するパターンが王道です。
下はチョンブリー駅で買ったチケットです。
バンコク〈チョンブリー〉→〈カンチャナブリ-〉
価格は100バーツ、およそ350円です。
ちなみに距離は130㎞くらいで、自動車なら2時間半くらいかかります。もし日本の東京駅からこの距離を行くと、伊豆の辺りまでになるのでルートにもよりますが2300円(各駅)~5000円近く(特急)かかっちゃいます。
タイではこれだけの距離を乗って350円…。
さすがは東南アジア価格ですよね!
350円払って、2時間くらいのんびりと列車に揺られてタイの景色を楽しみ、車内の人たちとの会話も楽しみながら旅路を行きます。
ローカル路線の車窓
タイの駅には必ず王様の肖像画が飾られてます。
駅だけじゃなく、バス停、商店、スーパー、普通の家…。
いたることろにあります。
そして駅員さんはみんな親切です。
駅の改札口で乗り遅れそうになりながら駆け込むと、ホームで出発する列車を停めて待っててくれることもあるくらい。
「あ、今もう一人来たわ。もうちょい待ってあげて~」くらいなノリです。
そういえば昔、僕が子供の頃にも似たような駅員さんがいたっけ。
今の日本でやったら問題になるんでしょうけど、こういう働く人の『人間らしさ』みたいなものが残ってるんですよね。
そうゆうゆったりとした感覚に触れられるのも、アジア旅の楽しみの一つですよね。
タイの若者たちも列車の旅が大好き
東南アジアではどこも料金が安いので、若い人たちが遠足気分で出かける姿をよく見かけます。
タイでもおんなじで、この日は高校生のグループを仲良くなりました。
なぜか、リカちゃん人形みたいなのを買って箱のまま旅行に持参してたのが謎でしたが、みんなとっても楽しそう。
気の合う仲間と鉄道で日帰り旅行に行く、なんて青春もアリですよね♬
列車に乗ってる間も、絶えず話に花を咲かせてました。
このぐらいの年頃の子たちは話題には困るなんてこと、きっとないんでしょうね~
タイの中学生たちの鉄道遠足ツアーにも遭遇
途中の片田舎の駅からは、おそろいの制服(体操着)を着た中学生たちの集団が乗り込んできました。
どうやら遠足に行くとのこと。
僕が中国人じゃなく、日本人だと分かると周りをぐる~っと取り巻いて、
「ญี่ปุ่น! (日本人)」と言ってじゃれ始めるしまつ…。
東南アジアでの日本人の人気はとどまるところを知りません。
タイのローカルの路線の列車内はこんな感じ
特急列車や寝台列車もあるんですが、普通列車の車内は昔の日本の列車に似ています。
実際、タイ国鉄の列車の中には今でも日本の昭和時代の鉄道の中古車が走ってることがよくあって、日本語で「扉」とか「電源」なんて書いてあって懐かしく感じることもあります。
カンチャナブリ-駅に到着
海外の列車の旅での2~3時間はあっという間に過ぎます。
この日はカンチャナブリ-の「戦場にかける橋」を見に来たので、カンチャナブリ-駅で降ります。
地図で見るとこんな位置になります⇩
ちなみに、カンチャナブリ-駅から「戦場にかける橋」までは、ちょっと距離があるのでタクシーかソンテウ(乗り合いバス)を使います。
料金は交渉次第ですが、駅から橋まで10分乗って片道700円くらい。
わずか10分で列車の運賃の2倍って…。
さすが観光地価格ですね。
戦場にかける橋の写真は相棒の一眼レフで撮りまくってきたので、今度ゆっくり別記事でご紹介しようと思います。
帰りは同じようにカンチャナブリ-駅から切符を買ってバンコクのチョンブリーまで戻り、今度はチャオプラヤー川の水上バスに乗ってホテルまで帰りました。
そう、バンコクでは船のバスがあるんです。
陸上のバスと同じように、川沿いに停留所があって各停留所に停まります。
大きな違いは渋滞がないこと。
バンコクのバスの渋滞はものすごいですが、チャオプラヤー川の水上バスには渋滞が存在しません。
バンコクにお越しの際は、ぜひ利用してみてください。
料金も格安で一律60円くらいで乗り放題です。
タイで働く中学生たち
ホテル近くの停留所で降りてしばらく歩いていたら、祭りに出くわしました。
タイの祭りはとにかくにぎやか。
東南アジアの中でも派手さはダントツじゃないかと思います。
また、屋台では働く少年少女の姿をよく見ます。
学校帰りのままなのか、制服姿で当たり前のように親の手伝いをしてます。
そろそろホテルに戻りましょう。
熱気があふれているのに、なぜが清々しい気分になるバンコク街歩き。
今回は列車に乗ってちょっと足を延ばして日帰りの旅に出ましたが、タイの楽しみ方はたくさんあります。
ローカル鉄道、水上バス、ソンテウ(小さなトラックのバス)、水上マーケット…。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました!
ポリフェノール
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