ハノイから秘境サパまで行く6時間のバス旅の完全ガイド!山岳民族の住む日本人にも人気観光地の早朝は寒かった【ベトナム旅行】
ベトナム観光でも山間部で人気の高い「サパ」。ここは少数民族やベトナムで1番高いファンシーパン山など見どころの多い観光地です。鉄道を使っても行けるけど、今回はハノイから6時間の夜行バスで行ってみました。知っておいたら得する情報もたくさんお載せします!
サパは美しい棚田の見学ツアーや少数民族との触れ合い、ファンシーパン山に行けるケーブルカーなんかも人気があるよ!
サパに行こう!
■ もくじ ■
こんにちは!
旅と人が大好きなポリフェノールです。
今回はハノイから比較的近い場所にあるものの、ハロン湾などよりもちょっとマイナーな観光地「サパ」への行き方のご案内です。
ハノイからサパへは、鉄道を利用するのも良い方法ですし、バス会社もたくさんあります。
いろいろ方法はあるので、ご自分にあったプランで行ってください(^ ^)
今回はインターバスというバス会社でご説明します。
(あ、いいバスなので料金はちょい高いです。)
まずはハノイ空港から市内へ
ハノイ(ノイバイ)空港から市内までの行き方は、こちらの記事を参考にして下さい。
ハノイ空港到着!SIMカード買ってミニバスをかわして市内へ【ベトナム旅行】
くれぐれも、ぼったくりタクシーや強引ミニバスには気をつけて下さいね(汗)
上の記事の、空港から150円で市内まで行ける「86番」の市バスを途中で降りて5分くらい歩くと、インターバスのハノイオフィスに行けます。
スマホで現在位置を見ながら、近づいたらベルを鳴らせば降りられます。
86番の市バスの中はこんな感じで、スーツケースなども余裕で持って入れます。
僕はいつも、バスの中ではモバイルバッテリーでスマホを充電しながらグーグルマップで現在位置を見て、降りるタイミングを見計らってます。
【モバイルバッテリー】は旅先では頼れる相棒|こいつなしじゃ、もはや安心して動けない。
場所はここです。
86番バスが前の道を走るルートなので超便利なところにあります。
(ちなみに、逆にこの辺から空港に行きたいという場合も、この前の道から86番のバスに乗れます)
サパ行きのバス会社に到着
ちょっと暗くなっきた時間に着きました。
青い看板が目印です。
僕が予約したバスは22:00発のバスだったので、時間にかなり余裕がありました。
一応、確認はしてください。
時間があっても、念のため予約の確認をして下さい。
乗る時間と名前と人数を答えるだけで大丈夫です。
荷物は預かってくれるので、オフィスの中に置かせてもらってその辺りを散歩してきます。
バスに乗る前に細かいお金を手に入れること!!
詳しくはこれから書きますが、
これ、これからバスに乗ってめっちゃ大切な情報です!
空港で日本円からドンに両替したり、クレジットカードの国際キャッシングして大きな紙幣しか持ってない場合には、近くの食堂で何か食べたり、コンビニで水でも買うとかしてお釣りをもらって、必ず小さな紙幣も財布に入れといて下さい。
(これホント重要!)
トイレは奥の方にあります。
(シャワーもあったんですが、多分運転手用だと思います)
空き時間を使って、ハノイの街の夜景なんかの写真を撮りました。
サパ行きバスのチケットの発行
このバス会社の場合、予約は支払いの確認後にEチケット控えみたいなものがメールで送られてきて、当日に改めて本チケットが出ます。
座席番号なども書かれているので、無くさないようにして下さい。
そして乗車
さっきのEチケットには、バスの座席の番号がなかったので、どうやら当日の先着順にどんどん埋めていく感じのようです。
22:00発でしたが1時間前くらいからゾロゾロと乗客が集まってきました。
バス会社の隣に靴屋さんがあるんですが、親切な靴屋さんで、バスを待ってたらおばちゃんが店の中からイスを出してきて座らせてくれました。
もし靴を買う必要がある方は、インターバスの隣のこのお店で買って下さいw
さて、この時点で上の写真の本チケットが出されました。
んで、40分前くらいにはバスが到着!
さっそく乗りましょう!
サパ行きのバスの車内はこうなってます
思わず「ここは何の店じゃw」と思うような怪しいネオンがキラキラしとります。
(眩しいっちゅうに)
あと、シートベルトはよくリュックの手前にある「カシャッ」てやるアレみたいなプラスチックのベルトでした。
座席は二階あって、上の座席なら、階段がないので足を器用に引っ掛けて登ります。
ちなみに「土足厳禁」です。
席にペットボトルの水が1本づつ置いてあります。
WiFiとUSB電源アリ
それと、バスのグレードによって違うんですがWiFiとUSB電源がありました。
こういうのを見つけると、すかさず何でもかんでも充電しといたほうがいいです。
僕はUSB充電可能なハンディカムを海外旅行ではいつも持って歩いてるので、ビデオカメラとスマホを夜の走行中に充電しました。
ソニーCX680|旅行カメラはこれで決まりだ!【海外旅行に最適ハンディカム】
シートはほぼフラットになります。
いざ、サパへ向けて発車!
22時ちょうど、出発です。
時々バスを停めて途中で乗車する観光客も何人かいました。
この日は欧米系のバックパッカーも多かったですね〜
タンクトップのアメリカのセクシーギャルとかも…
でも、車内はちょっと寒くなるので、上に着るものがあるといいかもしれません🎵
途中に休憩が2回くらい
バスにはトイレがないので2回休憩がありました。
ドライブインはこんなトコです。
休憩の注意点!
バスを覚える
ドライブインには絶えずバスが並ぶので、自分の乗ってたバスは必ず覚えておきましょう。
また、何分間の停車なのかとかベトナム語でしか案内されません。
運転手さんには英語も通じなかったので、腕時計を見せて長い針(分針)がどこになったら出発か、身ぶりで聞きます。
こういう時、昔ながらのアナログの時計は便利なんですw
あと最終手段として、同じバスに乗ってるベトナム人にさりげなく「くっついとく」という方法もあります。
中には向こうの方がこっちの顔を覚えててくれて、出発時間が近づいたら教えてくれるベトナムの親切な若い衆もいたりします。
なので、バスの中ではできるだけ周りと仲良くなっときましょう。
それと、貴重品は常に肌身離さず持っておくこと。
といっても持ち物をトイレに忘れないようにしましょう。
きっと二度と再び、もう取りには戻れません…。
トイレには早めにいくこと
深夜でもバスが寄ります。
自分のバスが着いた時点でトイレが空いてても、後からついたバスから団体が降りてきて混むこともあるんです。
なので、できるうちにちゃっちゃと済ませちゃいましょう。
バスは土足禁止です
アジアの他の国でも同じですが、基本的にスリーピングバス(夜行バス)は、靴を脱いで乗ります。
袋を渡されるので、それに自分の靴を入れて座席に置いときます。
もちろん休憩時には履いて外に出ます。
ベトナムの地元民のお客たちは、バスに備え付けのお客さん用のサンダルを履いてましたが、きれいじゃないので履かないほうがいいです…。
トイレは有料です
日本じゃ考えられませんが、ドライブインのトイレは有料です。
先ほど書いた、小さなお金を持っておいたことが、ここで役立ちます。
お釣りはくれないこともあるので、必ず細かいお金を持っておいて下さい。
他にも、おんぼろカフェでの支払いや市バスに乗る時など、小額紙幣が必要になることがあるので、コンビニやちゃんとした(お釣りをごまかさない)店で高額紙幣を使って、お釣りを財布にキープしとくクセをつけて!!
トイレの相場は、5000ドン〜7000ドンです。
(日本円だと20〜30円くらい)
試しにトイレの番人してるおっさんに高額紙幣を出してみたら、「釣りは出ないよ」って顔されました…。
ここで一句出来ました。
『 夜行バス 持ってて良かった小額紙幣 』byポリフェノール
トイレの前にお金を取る人がいる場合と、無人で透明なボックスに入れる場合があります。
はじめは外人だけボられてるのかとも思いましたが、他のベトナム人たちも入れてたので、みんなから徴収してるっぽいです。
あと、小さなお菓子とかだと、やっぱり5000〜10000ドンで買えます。
この日のレートでは23円ですね (^ ^)
トイレが終わって、お菓子買ってちょっと座って食べてたらバスが出そうな気配がしたので乗り込みます。
その後はそのまま寝ちゃいました。
寝れる時に寝ときましょう。
早朝にサパに到着
思ったよりも、早かったです。
ちょっと寝てたらもう着いたみたいな…
時計を見ると午前4時。
ただ、朝の4時にサパの町にほっぽり出されても困るなぁ〜と思っていたら、そのまましばらくバスの中で寝てもいいらしく、みんなと同じく再びしばしの就寝。
で、今度は6時に起こされました。
「そろそろハノイ帰っから、降りてけれ〜」と…
で、オラ、降りてみてびっくらこいただよ。
サパは霧が多い
サパに着いた4時頃は外が真っ暗で分からなかったんですが、
6時頃になって降りてみたら、霧がすごい!!
大げさとかじゃなく、周りが真っ白でした。
標高が高いからなんでしょうね〜
サパはハノイと比べると、かなり冷え込むので暖かくしてください。
サパの早朝は店がやってない
サパにはコンビニがありません(たぶん)
なので、6時にバスから降ろされた付近からサパのバス停まで歩きましたが、1件も開店してる店やレストランがないんです。
つまり、トイレができない…
コレ、めちゃ困るんです(泣)
困り果ててたら、たまたま通りかかった親切なおっちゃんがわざわざ自分ちであろうレストランの鍵を開けて、中のトイレを使わせてくれました!
サパのベトナム人は優しい!!(T ^ T)
さすが田舎町です。
人情がありますね(T ^ T)
このレストランです。
【THANH SON RESTAURANT HOTEL★★】
サパ中央の「saps park」の目の前の並びにあります。
残念ながらグーグルマップにもまだ乗ってないホテル兼レストランですが、皆さんもぜひ行ってみてください。
さて、今回はハノイからサパまでの夜行バスの旅をご紹介しました。
サパの美味しい食べ物、陽気な人たちについてはこれから書いていこうと思います。
では、またお会いしましょう!
ポリフェノールでした _φ( ̄ー ̄ )