ハノイ旧市街で最大の夜遊びスポットはタヒエン通り!美人ビアガールと飲んで格安で夜の街を遊びつくす!【ベトナム旅行】
ハノイの夜遊びでは必ず行きたいタヒエン通り。
食事もビールも気軽に楽しめるし、かわいくて優しくて気が利くビアガールもたくさんいる。近くにはマッサージ店や観光代理店も多く何でもそろう便利な街だ。
信じられないような雑踏と喧騒の中で、ベトナムの夜の街を遊びつくそう。
相棒の一眼レフで撮り下ろした臨場感が抜群の写真を見ながら、ハノイ最大の夜遊びスポットに一緒に行ってみよう!
屋台の楽しみ方から飲食の相場、名前の由来から客引きの特徴や行き方に至るまで、タヒエン通りのすべてを凝縮してどこよりも詳しく徹底解説する。
ハノイでダントツの人気を誇る夜遊びスポットのタヒエン通りの紹介だよ!!
夜でも安全だから女の子でも気軽に入れるよ!
ハノイ旧市街の大人気夜遊びスポットのタヒエン通り
■ もくじ ■
穏やかで風情の塊のようなハノイ旧市街の真ん中に、日暮れから雰囲気がガラリと夜の顔に変わる一角がある。その名も、
タヒエン通り
ベトナム語で書くとPhố Tạ Hiệnとなる。ターヒエン通りとも呼ばれるハノイ屈指の夜の繁華街だ。
タヒエン通りの由来
タヒエンとは市場とか劇場という意味がある言葉で、ここには昔から買い物やエンターテイメントを目当てに客が訪れていた。
この一帯は劇場が集中していて中心部には有名なクアンラック劇場(Quảng Lạc bởi)があり、それがこのタヒエン通りの名前の直接の由来となった。
自動車が入れないような細い小道の両側を、フランスの統治下だった100年以上前の劇場づくりの美しい建造物が軒を連ねる中で、通りの両側に喧騒で賑わうビアガーデンが出現してハノイ旧市街の名所となっていった形だ。
築100年を超す建造物の残る旧市街に特有の、古き良き時代の名残に包まれながら、世界中のビールを飲んだりベトナム料理を楽しむことができる。
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タヒエン通りの行き方
タヒエン通りは旧市街の中心部なので、ホアンキエム湖やドンスアン市場から歩いても20分程度、のんびりと散策しながら徒歩で行くのがいい。
昼間は観光名所を回り、夕暮れ以降にタヒエン通りに着くように時間を調節しながら向かうと効率が良い。あまり早く着くと屋台が営業を始めていないため閑散としている。
帰り道はいくら治安が良い方とはいえベトナムも外国なので、ホテルまで遠いならタクシーかバスで帰るのが安心。ハノイ市内が不慣れであれば、ぼったくりなどのトラブルや危険の少ないグラブタクシーを使う。ただし、女性は単身では車に乗らないこと。複数人で利用しよう。
歩いて行くのなら、最後に地図を乗せておくので参考に。
ルオンゴッククエン通りとハンブオム通りを結ぶ、約100mの小道がタヒエン通り。
下の写真のようにタヒエン通りの表にはバイクや車がいるが、基本的には歩行者天国のナイトストリートなので乗り物は入れない。せいぜいバイクがやっとのことで通り抜けられる程度の道幅しかない。
なのでタクシーやシクロ(ベトナム風の自転車の人力車)で行くなら、入り口付近で降ろされることになる。
乗り物が入れないというより、夜になると夏祭りか花火大会のように、人がすれ違うだけでも大変なくらいごった返すのでスリなどには用心しよう。
夕暮れと共に夜の顔に姿を変える
先程も書いたが、早く着きすぎるとタヒエン通りの見分けがつかないかもしれない。昼間はごく普通の旧市街の路地だが、夕暮れが近づくと一気に夜の営業の準備が始まる。
せわしなくベトナム特有の低めのプラスチック椅子とテーブルを出し、客たちがどこからともなく集まってくる。
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夜の街とはいえ、深夜にならなければトラブルは少なく女性も気軽に訪れることができる。日本や韓国のマダムたちもよく見かけるし、欧米系の若い女性たちも多い。子供連れや老夫婦もいるので老若男女問わず楽しめることだろう。
下の写真のように道路の中心に向かって、低めの椅子とテーブルがぎっしりと並べられる。もちろん一人で立ち寄っても良いが、その場合は相席になるので覚悟しておこう。酔いの回った陽気な若いバックパッカー達に囲まれて英語でまくしたてられることになるが、それもまた楽しい。
日本人は初対面の見知らぬ旅人と話すことを避けるが、自分のステージを上げるための経験だと思って遠慮せずに溶け込めばよいと思う。
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タヒエン通りの荒っぽい客引き
足を踏み入れた瞬間からタヒエン通り特有の喧騒が始まる。小道にところ狭しと並べられたバイクや客席。その中を絶えず行き交う酔客と客引きの若者たち。
南のホーチミンにもブイビエン通りなど夜の街があるが、このタヒエン通りの客引きはベトナム国内でも独特だ。フレンドリーというか強引というか馴れ馴れしいというか…。
競争が激しいのだろう、観光客が店の前で立ち止まると客引きが肩を組んできて、さりげなくホールドしての勧誘が始まる。日本語の話せる日本帰りの客引きもいるから、そのもまた楽しいのだが。
ベトナムの北部から集まったビアガール達がタイガービールやシンハービールなどの制服を着こなして接客する。
ぼったくりのトラブルも少ないから、安心してオーダーできる。
彼女たちが英語で書かれた写真付きのメニューを持って来てくれるので、指差し注文も可能。
タヒエン通り屋台の価格の相場
ハノイビールかサイゴンビールなら1杯100円ちょいで飲めるが、カクテルはもう少しする。お酒の飲めない方のために、コーヒーも同じ料金で置いている店が多い。
鍋料理(Hot pot)は【鶏肉・豚肉・魚介類】の三種類から選べて、1人前は150Kドン(約700円)、2人なら300Kドン(約1400円)が相場だ。
焼き肉も同じく【鶏肉・豚肉・魚介類】から選択でき価格も一緒。一人700円程度と考えておこう。
それにビールやカクテルなどの飲料が加わる。
また、一品料理として生春巻きや肉まん、バインセオや野菜炒めなどが200~400円くらいで注文できる。
正直なところ、この価格はハノイ市内やベトナムの中では少々高めの設定だ。
が、このタヒエン通りの他では世界中のどこに行っても味わえないであろう独特の雰囲気の中での飲食と考えると、決して高くはないと思う。アジアのすり鉢のような雑多な屋台で飲み食いする思い出プライスとして考えるのも悪くはなかろう。
観光地の料金設定とはいえ、ここではベトナムっ子も多く見かける。
ハノイはベトナムの中でも賃金ランクは高めだが、それでも時給はかなり低いし、会社員の給料も低めだ。平均月収は日本円に換算すると5万円を切ると言われている。若手なら3万円程度だろう。
月収3万円で月に25日勤務と考えると1日の給料は1,200円。8時間勤務なら時給150円となり、ほぼタヒエン通りでのビール1杯の値段だ。
日本であれば、アルバイトの時給が千円と考えて1杯のビールに1000円も出すだろうか。ちと難しいのではないだろうか。
ベトナムの若者たちがここで飲み食いしているという事は、それだけタヒエン通りには魅力があるということだ。
それぞれの楽しみ方
夜中まで道路わきで飲みながらワイワイ騒ぐも良し、生演奏のクラブがあるので入ってみるもよし、ここでの楽しみ方は自由だ。
マッサージ店も多い
観光客が集まるタヒエン通りのそばには、日本人向けのマッサージ店や土産物屋も営業している。特にマッサージ店はズラリと並び、価格も低めになっている。
ほとんどが観光客向けのマッサージ店で日本語が通じる店もある。ただし、中には怪しげなものもあるのでよく選んで利用しよう。
詳しくはハノイの夜遊びスポットの日本人向けマッサージ店の相場はいくら?値段とチップとマッサージ嬢の給料明細のすべて【ベトナム旅行】をご覧ください。
帰り道は気を付けて
ハノイの夜の街を楽しんだ後は、酔いが回っているかもしれないので気を付けて帰ろう。治安はいい方なのであまり心配はいらないが、多額のお金は持ち歩かず、クレジットカードやパスポートなどの貴重品もホテルに預けるなどして保管しよう。
ぼったくりタクシー以外はこれまで一度もトラブルに遭ったことはないが、それでも用心に越したことはない。
特に女性の一人歩きはご法度だ。必ずグループで帰って欲しい。
タヒエン通りの地図
歩いて行く場合には、グーグルマップで★を付けると行きやすいです。この周辺には見どころが豊富なので散策しながらのんびり歩くのがお勧め。
今回はハノイ旧市街の最大の飲み屋街【タヒエン通り】のご紹介でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
またお会いしましょう!
ポリフェノール
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