ハノイの海鮮ワンタンラーメンは絶品!ミーヴァンタンの名店フーンべオは観光スポットのドンハー門前【ベトナムB級グルメ旅行】
激安で美味いB級グルメがひしめくベトナム。
中でも歴史ある首都ハノイは、北部の名物「フォー」を代表選手として街じゅうにベトナム料理の名店が並んでいる激戦区です。
ちょっと街を歩けば厨房からいろんなスパイスやハーブの香りが漂ってきて、どの店に入ろうか迷っちゃいます。
今回は観光でも行くことが多い旧市街のハンチエウ通りにあるドンハー門(東河門)そばにある海鮮ラーメンの老舗【フーンべオ】をご紹介します!
味にうるさいハノイっ子が、ひっきりなしに通い詰める名店中の名店です!
ハノイで食べ歩き…
フォーとかバインミーとかいろいろ迷っちゃうよね!!
今日は旧市街地にある、あっさり海鮮ラーメンが食べたいな~♬
歴史ある街ハノイ
■ もくじ ■
こんにちわ、ポリフェノールです。
ハノイの旧市街を歩くと、せわしなく行き交う行商人やバイクに圧倒されます。
歩道にはぎっしりと屋台が並び、なんとも言えない良い香りが漂ってきます。
まるでタイムスリップしたのではないかと思うほどにレトロな雰囲気が残るハノイ。
帽子・サンダル・メガネ・扇子・お土産…
行商人がなんでも売りながら歩いてます。
ハノイは裏道をひと目のぞけば下町だらけ
僕がベトナムに惹かれる理由の一つが、情緒ある下町があちこちに残っているというところ。
観光客が通るような大通りから一本横道に入れば、もうそこは生活感ばっちりの空間。
食堂や市場には、なんとなく東京の築地に似た雰囲気があります。
ハノイではぜひ散歩でもして、1000年以上にも及ぶ歴史を誇る街のレトロな空間を楽しんでみてください。
ゆっくりと歩きながら、古い街並みを散策してみよう!
ハノイの通り名
ハノイの旧市街は、通りにいろんな名前がついています。
日本の東京でいうと原宿辺りに竹下通りとか明治通りなんかがありますが、それと同じような感じ。
ハノイもたいていの道路に「ドンスアン通り」「ハンダオ通り」「ハンバック通り」「ハンカン通り」といった通り名がつけられているので、慣れてくるとタクシーに乗る時なんかにも『○○通りの□□ホテルまで行ってチョイ』な~んて行き先を言うとかっこいいです♬
ちなみに通りごとに個性があって、靴・帽子・ハンコ・金物など同じ商品を扱う店が並んでいます。
ハンチエウ通りのドンハー門
今回ご紹介する海鮮ラーメンの名店に行くには、旧市街の端っこのハンチエウ通りをドンハー門方面に歩きます。
詳しくは下の記事を、ぜひ参考にしてください♬
歩道が狭くてあちこちバイクが停めてあるので気を付けて歩いて下さい。
しばらく行くと、上の写真にあるように左側にコンビニっぽいスーパーのヴィンマートが見えてきます。
フーンべオはヴィンマートが目印
このスーパーはベトナム中のあちこちにあるチェーン店ですが、とっても便利なんです。
コンビニよりも品揃えは豊富だし価格も普通のスーパー並み、しかも夜遅くまで営業してるからビールやつまみ、ラーメンや夜食を買いに行くのにも最適!
ビールなんかはヴィンマートで箱で買って来て、ホテルの部屋に置いときますw
ベトナムにしばらく滞在するときは覚えておくといいですよ~
僕はベトナムでホテル探しをする時には、地図で確認して徒歩でヴィンマートがある所にするくらいです。
ヴィンマートが見えてくると、ドンハー門まであとちょっと。
ドンハー門
漢字では東河門と書きます。
ベトナム語の表示では、
Ô Quan Chưởng
となっています。
直訳すると「旧市街の門」という意味です。
タンロン城(ハノイ城)があった頃の現存している唯一の門なので、せっかくなので絶品の海鮮ラーメンを食べた後にでもドンハー門も見学してみてください。
古い史跡というより、ハノイっ子の日常の暮らしに溶け込んでいて、下の写真のように遠慮なくバイクや歩行者が通りまくってます。
ドンハー門の20m手前まで来て右を見ると、超人気店のフーンべオがあります。
よそ見してると通り過ぎるちゃうくらい小さな店ですが、店の前にはもう海鮮系のなんともいえない素晴らしいスープの香りが漂っているので、鼻のきく方ならピンとくるはずです。
超人気店のフーンべオ(Phương Béo)は旨くて安くて速い!
おススメはやはり看板メニューのミーバンタンです。
ミーは「麺」でバンタンが「ワンタン」ですね!
プリプリのおっきなエビの入ったワンタンメン…
お値段は前は35000ドンでしたが、現在は40000ドン(日本円で200円もしません)になってます。
グーグルマップのメニューの写真は古い価格が載ってるみたいです。
注文の仕方が分からなければ、この文字か下の写真を店員さんに見せてください。
Mỳ Vằn Thắn
ベトナム特有の、低~いプラスチックの椅子に座ると店員さんがオーダーを聞きに来ます。
注文してから出されるまでの時間は、わずか1分ちょい。
麺を茹でる直前の状態でスタンバイしてるので、超高速で座席に熱々のどんぶりが届きます。
基本は前払いなのだが…
注文して席に届けられた時点で代金を支払ってから受け取って食べます。
前払いなんですね。
ただ、フーンべオもベトナムのたいていのお店と同じように日本人には優しいので、つい忘れて払わずに食べてから後払いしたことがありましたが嫌な顔一つされませんでした。
日本人は食い逃げなんかしないって分かってるんでしょうね~
さて、お待たせしました!
こちらが名店フーンべオの絶品ベトナム海鮮ラーメン『ミーヴァンタン』です!!
スープはあっさりしてやや甘く、海鮮ダシから取られています。
テーブルにはライムやコショウ・塩・醤油などが置いてあるので、食べながらお好みで足して食べてみてください。味に膨らみが加わります。
同じテーブルの客にベトナム初心者の日本人であることが分かると、さも『このライムを入れてみろ』とばかりに目の前に差し出されることもあります。
そんな時は素直に現地人の言うことを聞いてその土地流の食べ方をすると、思い出と一緒に新しい発見が追加されていきます。こういう客同士の自然な触れ合いも東南アジア旅の楽しいところです。
丼の中を見ると、ニラなどの野菜がたっぷりと入り、ワンタンやゆで卵、大きなエビが鎮座しています…
暖かく、すっきりとした味付けなのでお腹にも優しいんですよね。
一度食べたら本当にクセになる味です。
持ち帰りもできますが、その場で食べた方が雰囲気があっていいですし、何よりも冷めないで最も美味しく食べられるので、僕はいつもお店で食べるようにしています。
ちなみにこのミーバンタンは、ハノイのあちこちで食べることができます。
このフーンべオと並ぶ味の店がもう一軒だけあったので、次回の記事でご紹介しようと思います。
味は個性でもあるので、いろんな店で食べ比べるのもいいですね。
あなた好みの味を出す店が他にもあるかもしれません。
でもここは、味・価格・速さで考えるとイチオシなので、ぜひ食べてみて欲しいです!
腹ごしらえが済んだら、街歩きの続きをしましょう。
もう一杯おかわりしたいところですが、ハノイにはあっちこちにバインミーやベトナムコーヒーが飲めるところがあるので、我慢して次の名店との出会いに出かけるんです。
そうそう、ドンハー門もお忘れなく。
門を逆方向から見るとこんな感じになってます。
けっこう狭いんですね~
器用にバイクがすれ違っています。
圧倒的な熱気を持つ国ベトナム。
B級グルメを探しながら歩き続けます。
フーンべオの場所を地図で見るとこうなります⇩
ぜひ参考にされてみてください。
(基本的にいつも営業してますが、事前に営業時間や休日等を確認されると安心です)
今回はベトナムの誇るローカルグルメ「ミーバンタン」の名店フーンべオのご紹介でした。
ハノイにお越しの際にはぜひお越しください♬
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、またお会いしましょう!!
ポリフェノール
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