海外と外国の違い|ForeignとOverseasってどう違うの?正し言い方はどっち?島国日本の独特の感性が出ちゃうかも…

 

海外旅行と外国旅行…正しいのはどっち!?

外国人とは言うけど海外人とは言わないのはナゼ?

そんなこと考えた事ありませんか?(;^ω^)

両方とも間違いではないんですが、意味にはちょっとした”違い”があります。

場所やシーンによってきちんと使い分けると完璧ですよねっ!

英単語の外国(Foreign)と海外(Oversea)を例にご説明します。

 

ForeignとOverseas

 

それぞれの意味を辞書で調べると、だいたい以下のような説明が載っています。

フランソワ

「外国」「海外」の単語のそれぞれの意味はこうだよ!

ポリフェノール

ぜんぜん難しくないから覚えておこう!!

海外旅行と外国旅行はどこがどう違うのかを、foreignとoverseaから英語と日本語を比較して説明します。島国である日本ならではの感覚が見えてくる。

 

Foreignは【外国の、外国人の】

ちなみに、語尾にerを付けてForeignerと言うと「外国人」という意味になりますが、他人に使う場合はちょっと”よそ者”っていうニュアンスも含む差別用語になることもあるので、失礼のないように使いたいシーンでは相手の国籍を言った方がよいでしょう(Japaneseなど)

自分が外国人であることについて表現する時にはForeignerで十分です。

 

Overseasは【海外へ、海外からの】

読んで字のごとく「海」を超えるという意味を持っています。

上で説明したように、Foreignはちょっと軽蔑的な要素を含む場合もあるので、例えば「外国の学生」と言いたいのなら、Foreign studentsよりもOverseas studentsの方が丁寧になります。

 

問題なのは、国際的にみるとどちらが一般的に使われるかという事なんですが…

 

一般的なのはForeign

 

下の写真はほんの一例ですが、マレーシアのクアラルンプール空港の床に貼ってある道案内シールです。

 

海外に行き慣れている方はよくご存じと思いますが、空港に着くと3カ所の入国審査がありますよね。

 

1 その国の国籍者の入国レーン(比較的甘い)

2 外国人の入国レーン(厳しい)

3 乗務員等の入国レーン(かなり甘く審査はザル)

入国審査では外国人は特別レーンへforeign

 

なのでマレーシアの入国の場合は「1マレーシア人」「2外国人」「3乗務員」の3カ所が入口となります。

 

乗務員は業務で空港を使ってるという位置づけなので、わざわざ丁寧な案内表示はありません。それで、マレーシア人か外国人かの二択の選択肢で誘導されますが、上の写真ではマレーシア人の入国レーンが「Malaysian Passport」となっていて、外国人専用レーンが「Foreign Passport」と表示されています。

他の国でも”外国”という場合にはForeignを使うのが一般的だと感じます。

 

ですので、空港での入国審査やホテルの予約など、通常はForeignを使えばまず問題ないでしょう。

 

海外と外国の違いはforeignとoverseaの違いである。英語と日本語を比較して説明します。
Foreignの方がOverseasよりも国際的には一般的に使われるが…

 

ここからは単語の厳密な意味から離れて、少しニュアンスの違いについて考えていきます。

 

じゃあOverseasって…

 

でも、『海外』って言葉、私たち日本人は普通の会話で使いますよね。

 

海外旅行・海外製品・海外サイトなどなど。

 

でも実はコレって日本人をはじめ、島国の人の特有の表現ともいえるんです。

 

島国の日本

 

日本は国土のすべてが海に囲まれた島国です。

 

つまり、外国に行くには海を越える方法しかない…

 

こういう環境って、良いところも悪いところもあるんですが、

 

何千年もこの国で暮らしてきた私たちのDNAの中では、

 

外国=海の外

 

という方程式が無意識のうちに作られています。

 

それは同じく島国である台湾、インドネシア、イギリス、キューバ、ニュージーランドも同じかもしれません。(台湾を国として考えるかどうかについては長くなるので、またいつか…)

 

でも、世界の多くの国は国境を境に陸続きで外国とつながっている国がほとんどです。

 

海外と外国を英語で言うとforeignとoversea。どう違うのか英語と日本語を比較して解説します。そこには島国日本ならではの考え方が隠されていた。

 

例えばドイツは、国境がオランダ・ベルギー・フランス・スイス・オーストリア・チェコ・ポーランド・デンマークといった多数の国とつながっています。

 

つまり、大陸にある国はわざわざ海に出なくても陸つづきで自動車や鉄道を使って何か国もの外国に行けるんですね。

 

ということは、外国=海外という図式は成立しないことになります。

 

じゃあ島国以外では海外って言葉を使わないか言うと、そうでもないんです。

 

一つの例を考えてみましょう。

Importはなぜ使うの?

 

インポート(Import)という言葉は、島国に限らず世界中で使われていますよね?

 

ご存じの通り「輸入」って意味なんですが、

 

IN (入る)

+

PORT (港)

 

でImportとなります。

 

※Inの後に続く単語がpで始まるのでInがImに変化しています。

海外と外国の違いはforeignとoverseaの違いである。そこには島国日本ならではの感覚があった。
はるか昔、輸入品は陸路で運ぶよりも海運が主流だった。
Importはその名残といえるだろう。

 

かつては、遠方に大量の商品を運んで貿易することは、かなりの危険と隣り合わせでした。

 

陸路で行くとして、シルクロードなどで徒歩かラクダでヨーロッパと中国を行き来して貿易するのは、気の遠くなるような日数と労力が必要だったはずです。

 

途中に山賊に襲われたり、病気で命を落とすことも少なくなかったことでしょう。

 

その点、船で大海原を行く海路でいけば日数も短く、比較的安全に行けます。

 

船上で伝染病が流行したり、海賊に遭う危険もありましたが、それでも飛行機が発明されて貨物運搬できるようになるまでは、陸路で行くよりも船で港に運び込むのが最も効果的な貿易の手段でした。

 

今でも、飛行機が離着陸する場所は船での国と国との行き来の名残から「空(Air)の港(Port)」と書いて、空港(Airport)という名称になっています。

 

そういうわけで輸入貿易をはじめとした異国との行き来は、陸路よりも海路の方が人気でした。

 

そして、その玄関となるのが港(Port)というわけです。

 

なので【外国=海外】というイメージのない大陸の国々でも海を越えるという意味のOverseasという言葉が使われるのは、ごく自然なことなんですね。

 

foreignとoverseaの違いは何か、英語と日本語を比較して説明します。
海の外に憧れを持つのは、島国人特有の感情なのかもしれない。

 

島国の人たちの気質について

 

最後に、島国に暮らす人々の考え方についてご紹介します。

 

ウィキペディアではこのように説明されていました。

 

島国根性

島国に住む人の、その地域(国家)特有の住民性を指して島国根性(英: insularism)と呼ぶ場合がある。一般に、排他的であり、多様性・異文化を許容せず、自国の民族、資源、思想などに依存している様子を指す。端的には、こせこせして視野が狭い様子を指す。島国気質、島国的(英: insularity)とも言い、特に政治・経済がグローバル化する現代においてはネガティブに受け取られる事が多い。

Wikipediaー島国より引用

 

いかがですか?

 

当たっているなぁ~と感じる部分もあるのではないでしょうか。

 

日本は海に囲まれていることに加えて、長年幕府の鎖国政策で外国とのやり取りが大幅に制限されていたという世界的に見ても特殊な背景があります。

 

何千年もの間、自由に陸路で外国と往来できた人種や民族とは考え方や感じ方が大きく違うのもうなずけます。

 

でも、だからこそ日本の中で他国の影響を受けずに育まれ、守られてきた貴重な文化もあるのだと思います。

 

他人を思いやる気持ちだとか、察する気遣い、自分を抑えて周りに合わせるというのは日本人特有の行動パターンですよね。

 

海外で暮らすとそのことを痛感せずにはいられません。

 

どの国にも良いところ、悪いところってあるものです。

 

島国の日本人として受け継いできたものの中で残すべきものは大切にし、外から取り入れられる部分は積極的に取り入れていくのがよい気がします。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

またお会いしましょう!!

 

ポリフェノール

 

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